監督 関和亮
キャスト
永野芽郁…直子
広瀬アリス…蘭
菜々緒…安藤
脚本がバカリズム。
あらすじ
直子は普通のOL。
一応、堅気のOL。
直子の勤める会社では派閥争いがあった。
狂犬の紫織が率いる営業部の佐竹一派。(川栄李奈)
悪魔の朱里が率いる開発部の安藤一派。(菜々緒)
大怪獣悦子が率いる製造部の神田一派。(大島美幸)
戦いは安藤一派の勝利。
そこに中途採用された北條蘭(広瀬)が入社してきた。
その蘭がめっちゃ強いのなんのって…。
あまりにもあり得ない話なんで
頭からっぽにして楽しんだ方が良いっす。
ちょっと前まで「ナンバMG5」見てましたが
それのOL版みたいなやつか?と
不良の勢いが止まらない話になりました。
や~怖いです、あんな会社があったら。
巻き込まれたくないです。
ここの三富士って会社だけでなく、
他の会社にも不良OLが存在してるのも怖いっす♪
よくぞ仕事がまわっているものです。
菜々緒さんのヘアメイクが突き抜けてます。
一瞬人間なのか?と疑うほどの凝りようです。
大島さん、く、口紅が…。
いっちゃんカッコよかったのが広瀬アリス。
バッキバキにいい感じに動いてくれてました。
荒々しさとか、男前的な感じがサマになってた。
でも彼女はヤンキーちゅうよりか、
ケンカ腕っぷしが強くって、正義の味方のほうに
憧れてたのよね。
永野芽郁ちゃんは
キライじゃないが、ごめ…動きがヤンキーに向いてない。
頑張ってたのかもしれないですが見ていて残念すぎ。
体での表現が(ケンカシーン)がもし苦手ならば、
せめて表情筋や目力などでカバーできればいいのに
それすらも凄味が感じてこなかった。
コメディだから関係ないのかな?
でもそれが出来たら一皮むけた女優になれそうなのに。
かわいいまんまでした。
途中途中バカリズム脚本節が出てて
給湯室でのコーヒーのゴミ仕分けシーンは面白い。
あのへんは女優たちが真剣に演じるコントですね。
彼様にこの映画面白いよ、と勧めてみたら
「女版のヤンキー系は見ない」と一蹴されました。
あーそうなんだ。
バカバカしい映画もたまにはアリです。
重っくるしい映画も余韻残して良いですが、
こういう中身薄っぺらくってへらへら笑える映画も大好きです。
注;褒めてますから~!