SWALLOW スワロウ

SWALLOW/スワロウ(字幕版)

 

 

監督 カーロ・ミラベラ=デイヴィス

キャスト

ヘイリー・ベネット…ハンター

オースティン・ストウェル…リッチー

デニス・オヘア…ウィリアム・アーウィン

 

 

あらすじ

玉の輿結婚をしたハンター。

何不自由ない生活で、妊娠も判明した。

誰もがうらやむ幸せの絶頂期であろう中、

ハンターは実は何かが満たされない気持ちでいた。

ある日、彼女はビー玉を飲み込んでみた。

次の日、お通じの際に一緒に排出されたビー玉。

キレイに洗って戦利品を獲得したかのような

充実感に見舞われたハンター。

その日を境に、次々といろんなものを

呑み込んでいくハンター。

お腹の中には赤ちゃんもいるのに

ハンターの体と心は大丈夫なのか。

 

 

はじめて聞いた「異食症」。

そういう精神疾患?があることがわからなかったので

はじめのうちは面白がって

なんでも飲み込んじゃうビックリ人間さんに挑戦するのか

と思っちゃいました。

テレビでいたじゃん。剣を喉の奥にまで入れちゃう人とか。

 

ビー玉の次は画びょう。

いや、もう次の段階であまりにも痛々しそうで

喉に画びょうがつっかかってチクチクしてそうで。

ついで電池。

もうやめろっ!!!一種のホラーですよ。

本人は充足感得てるのかもしれませんが

リストカットのような自傷行為にしか見えない。

 

ハンターの過去の出来事から遡っての

いろいろ積み重なったものがトラウマとして原因があるので

「異食症」に罹ってしまったのかもしれませんが、

どうにも共感や理解ができず

何してんのアンタ…とオロオロ見続けるしかなかった映画でした。

 

満たされないモノや孤独感の解消法を

外に向けず、内で満たしていく。

真剣に向き合ってくれないダンナに気持ちをぶつけない。

自分が決断した選択、存在意義を

表に出さない。

この人、可哀想だなとは思っても

根本的な解決策を本人が気づけてないので

プラス私には理解できそうな行動ではないので

少しジリジリしながらの鑑賞でした。

 

こういう、本来食べ物でない異物を食べるという行為。

ハンターの場合にゃ特殊かもしれませんが

もっと身近なものでいうと

鼻くそとか爪とか食べる子がいたなあ。

うちの弟が小さい時に鼻くそが好きでよく食べてた。

その心理は一体なんなのでしょう。

なんでそんなものを食べたがるのか、

真剣に考えたこともなかったな。

 

と考えたら、この題材を思いついた人、すごいですわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SWALLOW/スワロウ(字幕版)