希望の灯り

希望の灯り(字幕版)

 

 

監督 トーマス・ステューバ

キャスト

フランツ・ロゴフスキ…クリスティアン

ザンドラ・ヒュラー…マリオン

ペーター・クルト…ブルーノ

 

 

あらすじ

ドイツ映画。

クリスティアンは巨大なスーパー(コストコみたいな)で

在庫管理係として働くことになる。

彼は無口。でも仕事は真面目に、一生懸命フォークリフト

運転の仕方を覚える。

ほぼ、このスーパーで仕事をしてる様子が描かれている。

 

 

退屈ととるか、

クリスティアンの頑張り具合を延々楽しんで見るか。

たぶん賛否が分かれるだろうね。

 

スーパーで働く新人さん。

ブルーノが仕事を教えてくれる。

菓子係のマリオンという女性に恋心を持つ。

が、マリオンは人の妻。

ちょっとはめげながらも、また仕事に精を出す。

講習も受け、職場で検定もされ、

やっとフォークリフトの免許獲得。

 

これから、というときに…。

 

面白いのが

職場と家に対する人の気持ちが逆パターンであるということ。

遅番の彼はたぶん夕方前に出勤して

午前を回ったころに終業時間だと思われ。

各々がまた次の日にスーパーに「帰って」くる。

 

家の方が孤独なんだ。

人と話して、拠り所になってるのが職場なんだ。

 

クリスティアンを軸に

マリオンの章であったり、ブルーノの章もあるのですが

この毎日が同じような仕事風景、

カメラもクリスティアンが着替えをするところから

その日一日スタートのルーティン回しが

なぜか不思議と飽きません。

 

ドイツ映画で、

やっぱ全員がみんなドイツの顔してるよなー

なんてくだらんこと思いながら

ボ――――――っと眺めてた映画でした。

 

クリスティアンの背中のタトゥーが見ものです。

 

 

 

希望の灯り(字幕版)