意のままに

 

 

監督 マット・エンジェル 

   スザンヌ・クゥート

キャスト

ケイト・シーゲル…ジェン

ジェイソン・オマラ…ミード博士

デュレ・ヒル…ロリンズ刑事

 

 

あらすじ

人生に行き詰まりを感じたジェンは

友人の紹介で催眠療法士ミード博士を紹介される。

そこで多少でも気持ちがリラックスできるならと

博士の勧めで催眠療法を受けることにする。

しかし、このミード博士が実はとんでもなく危ない奴で。

 

 

知らぬ間に催眠にかけられていて

記憶が曖昧なうちに

自分の周りでとんでもないことになってる、

という話はよくありそうな話だわね。

あ、映画ではよくあっても実生活は困ります。

 

こんな催眠療法で犯罪行為をおこなわれたら

たまったもんじゃないですな。

でも犯罪というのか、犯人のコイツは

自分の願望を叶えたいがために

亡き妻と似ている女性を勝手に利用してる小粒なサイコ。

頭はそれなりに賢そうだけど

残忍なずぶずぶ悪に見えなかったのが残念です。

緊張感もなかったしさ。

だから普通のサスペンスになっちゃってた。

 

ケイト・シーゲルさん。

知らなかった女優さんですが毛量多いっすね。

事件が終わった後の前髪あるヘアスタイルは

若干カツラじゃね?と思うほどの違和感髪でした。

イメチェンしなくてよかったような。

 

それと感想サイトの皆さんと同じ意見ですが

所々でアンジー顔になってました。

アンジーの方が全体的にキリッ感が強いですが。

なぜか一瞬、浅野温子にも見えてしまって…すみません。

 

この催眠男ミード博士は

相手に暗示さえかければ

それこそ何でもできちゃう男です。

夢の中にまで入ってこれるような術を使ってます。

コイツの術をパワーアップさせれば

それこそ悪の親玉として世界征服ができそうです。

そしたらSFアクション映画とか作れそうです。

奴の野望が小さすぎたので残念な結果で終わりました。

 

せめて、どうせならどんでん返し系で

警察の女性催眠療法士がジェンにかけた催眠を

また覆すような催眠を新たにかけていた、

っていうどんでんどんでん返しで終わらせれば

ニヤッとしたラストになっただろうに。

 

パッケージも凝ったデザインだけに

ちょい惜しい映画でした。