ケース39

ケース39 (字幕版)

 

 

監督 クリスチャン・アルバート

キャスト

レニー・ゼルウィガー…エミリー

ジョデル・フェルランド…リリー

イアン・マクシェーン…マイク刑事

 

 

あらすじ

児童保護局で働くエミリー。

ある家庭を訪問するが、夫妻の様子がおかしい。

ただ子供に虐待してる様子もないので

今のところ手も出せず、様子見状態となっていた。

ある日のこと、この家庭の娘リリーから電話を貰い、

命の危険があるような感じだったので

刑事と一緒に急いでリリーの家へ。

すると夫妻がリリーをオーブンの中に入れて

焼き殺そうとしている最中だった。

 

 

これは思ってたより、怖かったね。

子供、しかも女児が何だかおかしな子、というと

エスター」と比較されがちだが、

エスター役のイザベルは最初っから怪しい感じが漂ってましたが

こっちの子はそんな感じが見受けられなかった。

 

私も比較してしまったんだけど

エスターにはしっかりとしたオチがあるのに

こちらは邪悪な子の正体がハッキリ掴めない。

悪魔なのか、怪物なのか、能力持ってるのか、

主人公以外の人を殺す意図はなんなのかと。

その点があやふやになってたのが惜しいポイント。

 

前半はその不気味さもあって

オカルトチックなサスペンスでハラハラ見てましたが

後半はホラー展開になり

少女じゃない別の化身みたいな姿も現れ、なんだかなあ。

出来ることならずっと少女のままの姿で

怖さを表現してほしかったな。

だから評価できる部分は前半です。

(ハチのCGはあまりにもCGなんで、残念)

 

でも主人公が少女でなく

レニーゼルウィガーなので仕方ないか。

 

元々の夫妻は10年もの間、

この娘に逆らわないように支配されてきたらしいんですが

わかった時点で○してしまえば良かったのに。

10歳だと色々知恵もついてきてるのでね。

 

その少女役の子、

お目目クリクリパッチリで可憐な雰囲気。

なかなか裏の顔、正体を現さないでいましたが

後半のポップコーンを頬張ってるあたりから

ふてぶてしさが出てきたので「遅いなあ」の感想。

で、すぐにホラーになってしまうので…。

 

子供だからって、すぐに情にほだされてはいけない。

オトナの考え以上に残酷な思考を持ってる子が

世の中にはいます。

悪魔じゃなくて、マジホント実在する。

 

 

 

ケース39 (字幕版)