チェンジング・レーン

チェンジング・レーン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

 

 

監督 ロジャー・ミッシェル

キャスト

ベン・アフレック…ギャヴィン・パネック

サミュエル・L・ジャクソン…ドイル・ギプソン

トニ・コレット…ミシェル

 

 

あらすじ

ギャヴィンは裁判所に向かう途中で車の接触事故を起こす。

相手はドイル。

急いでいたギャヴィンは示談で話し合おうともせず、

白紙の小切手を渡し「ツイてないな」と言い残し

走り去ってしまう。

その時に裁判で必要なファイルを事故現場に落としてしまっていた。

実はドイルも子供の親権を巡る裁判で急いでいた。

事故で20分遅刻したために親権はもらえなかった。

2人の男の長い長い1日が始まる。

 

 

人生が変わりそうなぐらい

とんでもなくツイてない1日でした。

でも、こんなことって

もしかするとあるかもしれない…かも。

 

どう見ても事の発端を思い返せば

ギャヴィンの方が悪いような気がするんだけどな。

お互いいくら急いでいても

事故の相手に誠意がなさすぎる。

 

人って感情の生き物で

思うような結果が得られなかったときには

原因を作った相手や物にあたるもの。

人とのちょっとした接し方で、善にも悪にもなる。

ドイルの遅刻で裁判が終了してしまったら

やっぱ憎む矛先はギャヴィンになるでしょう。

だからって、ドイルがギャヴィンに対しておこなった報復は

いきすぎな面がありますが、そこは映画だから。

 

では事故を起こさなかったらどうなっていたか?

たぶん結果は変わらなかったような気もします。

親権はたぶん母親の方になったでしょう。

終わりよければすべて良しじゃないけど

いろーんなことが起こったからこそ

最後は報われたんだと思う。

映画だから(笑)

 

ギャヴィンよりドイル視点で見てしまってた。

とことんツイてないよな、って思いながら。

 

ギャヴィンも、事故を起こしたことで

ファイルが行方不明になり

後始末的に上司は偽装書類を作り事なきを得ようとする。

事故を起こさなければ不正は目をつぶってたろうし、

数々の隠ぺいも暗黙の了解としてスルーしてただろう。

いけすかないギャヴィンも一応、良心はあるんだな。

 

とりあえず相手がギャヴィンでまだマシだったのかも。

マジ当て逃げで、スルーして逃げちゃう奴もいる世の中だから。

 

と、ラストに行きつくまでの過程を見たら

サスペンスアクションとしては

緊張感もほどほどあり、良作だったと思います。

 

なんていう1日だっ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チェンジング・レーン (字幕版)