ミッドサマー

ミッドサマー(字幕版)

 

 

監督 アリ・アスター

キャスト

フローレンス・ピュー…ダニー

ジャック・レイナ―…クリスチャン

ウィリアム・ジャクソン・ハーパー…ジョシュ

 

 

あらすじ

大学生のダニーは彼のクリスチャンと

その男子友人3人とスウェーデンのホルガ村に行くことに。

友人の一人ペレの故郷で

90年に一度しか行われない夏至祭があるので行こうと。

山の合間にある草原のような場所。

全員白い服を纏い、温かく優しい人々。

白夜でいつも明るい。

そんな中、祝祭の儀式が始まった。

他国の異文化の様子に不快と恐怖が募る。

 

 

ずっと見ようか見まいか迷っていた映画。

ホラーにしてはパッケージも明るすぎるし、

ヒトコワ系?呪い系?

パッケージのみでは正体が掴めない。

 

で、監督がアリ・アスターだとどこかで知って。

この監督知っとるよ。

「ヘレディタリー」という映画作った人。

恐怖度が良かった好感触レビューも見かけたが

私はクソ映画だと思った映画。

!!!

やはりだ。

オカルトの「オ」を取って「カルト」だ。

そう、この映画はカルト集団の映画でした。

やっぱ、この監督はコレ系の奴が好きなんだなと認識したわ。

 

光の使い方や音楽などは新鮮に感じた。

真新しさっていうのかな。

こういう見せ方の怖さもあるのね、という。

んー、怖いっていう表現じゃないな。

相反する気持ち悪さっていうのかね。

私には最初っからこのコミューンを見た限り

狂った人々にしか見えなかったもので。

 

例えば日本の山奥の○○村の風習など

小説に出てくるような奇怪な伝承や決まり事。

物珍しいと感じ、素直に従ったりよくよく話を聞くと

ここの村ではそうなんだととりあえず理解はする。

でも、ここのホルガでは根底から考えが❔になる。

死生観が最初っから理解できず。

 

神聖なのかもしれんが、大爆笑しちゃったのが

クリスチャンが赤毛の女の子に見染められ

子作りの儀式をおこなうシーン。

おいおい、赤毛女子の周りになぜ裸の女がたくさんいる?

しかもバアちゃんから若いのまで…。

 

ヤッテル最中に中年女が顔近づけて女子の手を握り歌う(笑)

クリスチャンがとんでもない顔でビックリ(笑)

いや、その時点でもう萎えるだろ(笑)

すると取り囲んでる女たちが一緒になってよがり声(笑)

「ああん、ああん」狂ったようによがり声(笑)

極めつけはバアちゃんが、クリスチャンの尻を手で押す(笑)

もう腹がよじれるほど笑ったわ!

狂った人たちの子供を作る性の儀式。おかしい。

 

気づくと口ポカーンと開けて見てる時間が多かったです。

最後まで決して怖くはない映像で、

「映像美」と名付けたいぐらい清潔で華やかですが

あまりにもおかしな集団なので

気持ち悪さの方が際立ってしまってました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミッドサマー(字幕版)