監督 高木駿輝
これも9月に見た短編映画。35分。
タイトルもインパクトあるし、
怪しい雰囲気プンプンと醸し出してるし、
なにより健太郎さん役の龍坐さんの個性が強い!
山場の見せ場は
最初のスパゲッティを犬食い?むせ食い?
しながら、がっついて食べるシーンよ。
ここで、思いっきり見てる側は画面にくぎ付けにされる。
なに、この人?
怖いんですけど。
って、恐怖心を煽られる。
健太郎さんはここの家の家族ではない。
なのに寝起き共にして、暮らしてる。
妙に姿勢が良い。
家族が健太郎さんに気を使ってる。
一体何者なの?
ネタバレすれば
「ああ、そうだったんだ」と。
時系列並べ替え映画なんですよ。
いやいや、それでも怖いです、健太郎さん。
もっと怖いのはここの家の大人だけどな。
健太郎さん、これで勘弁してやろうと思っての
行動なんだろうか。
この後、健太郎さんがどう動くのか、
後ひとひねりヒヤリとした映像を作ってほしかったわ。
そしたら私はニヤリと笑えたのに。
「世にも奇妙な~」っぽい仕上がりになるかもよ。
この短い時間の中で
イヤミス&映像が頭に残る作品でしたので
出来は良かったと思います。