もしも昨日が選べたら

もしも昨日が選べたら (字幕版)

 

 

監督 フランク・コラチ

キャスト

アダム・サンドラー…マイケル・ニューマン

ケイト・ベッキンセール…ドナ

クリストファー・ウォーケイ…モーティ

 

 

仕事人間のマイケルが万能リモコンを手に入れた。

うるさい犬の泣き声やキーキー言う妻友人には消音機能を。

一時停止で社長にビンタ。

口論や病気が治った時まで早送りできる機能まで。

マイケルは仕事で昇進した日に早送り。

しかしこのリモコン、学習能力があり一旦覚えてしまったら

自動で早送りもできちゃう恐ろしいリモコンでした。

 

 

ちょっと夢あるわ、このリモコン。

早送りはどういう未来が待っているか怖くて使えない。

ああ、でも病気や痛いことは早送りして避けて通りたい。

そこだけはとても便利なリモコンだと思う。

 

時間が1年先や10年先に早送りされちゃって

予期せぬ出来事満載になってもうて王道な展開。

 

人生って、イヤなことや悲しいことがあっても

それを乗り越えながら成長できるものだと思う。

家族がいれば、その分絆も強まるとも思う。

喜びも悲しみも~のように、その過程があるから

深い人生になると思うんだよなー。

 

マイケルは仕事三昧で昇進したくて

このリモコンを使ったわけだけど

そこに行きつくまでの頑張り具合を早送りにしちゃったから

喜びなんて感じないんじゃないの?

肩書だけが欲しかったんか。

そこはアダムサンドラーのコミカル性と

ブラックユーモアを含めて皮肉られた姿になってましたが。

 

そうそう、映画を早送りして見てるって人もいるらしいよね。

と言いつつ、私もごくたまにやってるから批判できない。

だから言えることだけど

早送りすると映画の良い「間」が掴めないまま過ぎるので

感動が薄いんだよね。

鑑賞するのでなく、見る作業になってしまう。

特にスポーツ系の映画なんて絶対早送りしてはいけない。

 

忙しすぎて寝不足の日でも

何もすることなく一日ボーッとしてる日でも

大切な人との別れの日でも

決して無駄な日なんてない。

 

タイトル意味不明でした。

昨日?どこにも昨日のシーンなかったし。

原題は「Click」。

邦題付けた人おバカ。

 

 

 

 

もしも昨日が選べたら (字幕版)