天気の子

天気の子

 

 

監督 新海誠

醍醐虎汰朗…森嶋帆高

森七菜…天野陽菜

小栗旬…須賀圭介

 

 

年末最後の映画。

全く心が動じない。

かすりもしない映画でした。

 

完全にまっさらなファンタジー

特にそれは問題ない。

たぶん監督の得意とする空や雲。

そして、降り続く雨。

見せ方は悪くないのに機微が伝わってこない。

 

肝心なところを端折ってないか?

主人公がなんで家出をしたのか。

頑なに家に戻ろうとしないのか。

目的もなく東京へ。

島でそれ相当の辛いことでもあったのか。

ただの冒険や好奇心だけってことか。

コイツの心情がわからず有耶無耶なため

応援すらできない。

 

ここって大事じゃない?

まあ、他にもなんだかなーと思う部分はあったんだが

ストーリーを追う以前に

監督は温い人生を送ってきたんと違うか?

と余計なことを思ってしまった。

ひとつ前の作品「君の名は。」を見てないので

どれぐらい出来が素晴らしかったのかは知らんけど。

 

あと感性の問題だから

正解不正解はないんですが、

そこの「間」で音楽が入るのか!!!!

えー?ここから音楽入れちゃうのー?

私の感覚がズレてるんだろうか。

違う気がした。

 

最後の最後まで主人公のセリフには共感もしなければ

コイツ成長してないじゃん、と肩落とすしかなかったわ。

 

それでは来年、また。

 

 

 

天気の子