ブルー・バイユー

ブルー・バイユー (字幕版)

 

 

監督 ジャスティン・チョン

キャスト

ジャスティン・チョン…アントニオ

アリシア・ヴィキャンデル…キャシー

シドニー・コワルスケ…ジェシー

 

 

なんだこれ?

アメリカの知らない法律がまた増えた。

なんでも45~98年に養子縁組した子供は

市民権がないという。

それがなんらかの形でわかったら「法律」のため

生まれた「祖国」へ強制送還されるそうだ。

 

それを題材にした映画なわけで、

監督が脚本も主演もやった。

 

生まれた国は違ってはいても

もう物心ついた時にはすでにアメリカにいるわけよ。

記憶と言えば、自分が赤ん坊の時の

遠い一部の記憶がおぼろげにしかないわけよ。

突然に不備が見つかりました。

生まれた国に帰ってくださいと言われても

家もなければ、「祖国」の言語すら知らない。

知り合いなんて一人もいない。

どーするわけ?

 

と疑問や怒りが湧くんですが

エンドロールに実際送還された人の顔が幾人か映る。

ホントに今でもある話ってことが、なんだこれ?になりました。

 

主演のジャスティンチョンさんが

本編では人の好さそうな雰囲気なのに

首にもタトゥー、少し小悪党なアントニオ役。

ウィキ見ると、なんてまあ!

誰?というほどの爽やかな青年顔。

一体いつの写真よ!

 

けど、いい題材を問題提起してくれました。

こういうのをもっと世の中に流していこうよ。

私も知らなかったし。

急に国外追放される側に立ってみなさいよ。

なんでこういうことをアメリカは放置してたん?

やっぱ政治家はよその国でも無能な奴が多いんだね。

 

あーーー

それで警察の奴。

エースの同僚。

コイツは人間の姿をした悪魔でした。

キャシーがバシバシ殴って逮捕までされたけど

人の人生狂わせといてそんな軽い罪じゃ物足りない。

 

ジェシー役の子が

可愛すぎて、最後の泣きシーンが切なすぎて。

とんでもない良い子役を見っけてきたもんです。

 

 

 

 

 

 

ブルー・バイユー (字幕版)