監督 白石和彌
キャスト
中村倫也…秋月信彦
平澤宏々路…和泉葵
「ドライブ・マイ・カー」が
予想通り今一つだったので
西島さんリべ~ンジ!!
仮面ライダー見ちゃいました。
予告されてた時から期待してた。
なんで西島さんなのか、年齢も含めて未だに謎だけど
あくまでもミーハーな私としては悪くはなかった。
さてさて、仮面ライダー生誕50周年企画。
それにBLACKが35周年ということでのブラックサン。
BLACKの頃は自分の息子が好きだったので
一緒に見てました。
10話ある中で、オリジナルの哀し気&儚げな曲がよく流れますが
なんといっても
10話目のOPでBLACKの主題歌が流れ始めました。
歌は倉田てつを。→BLACKの人でしたね。
おうおう、しっかり覚えてるではありませんか!
一緒に口ずさんじゃいましたわ♪
人間の姿から「ふむっ」と力んだら
バッタ男に変身する。
あれれ、変身ポーズとかってないわけ?と思ったら
真ん中ぐらいの話で「変っ身!」してくれました。
ああ、バッタ男から仮面ライダーに二段階変身できるのね。
人間と怪人が共存してる社会になってました。
ですが、怪人は差別を受けて暮らしてました。
日本ではない、まるでよその国みたいな設定。
あ、いろいろ難癖付ければありますが
特撮ものなんでそれを承知で見ればスルーできます。
バトルホッパーの音だけはかっちょいいです。
あ、デザインも好きです一応。
バイクの音=ライダーがやってくるってとこが好きです。
怪人たちの被り物デザインは良いです。
いいグロさ。
アネモネ怪人のキレイだけど不気味な顔が好きでした。
岳ちゃん演じるクジラ怪人。
てっきりクジラって名付けるぐらいだから
大きな風袋と思ったら
意外とスリム化していてちっこいクジラさんでした。
カマキリになった葵ちゃんは
元々体が小さいので寸胴カマキリに見えてもうた。
ヘイトのリーダーが今野さん。
とことん差別好きな性根が腐った役をしていて
見事な悪でした。
散り際も粉々にされてスカッとです。
そこに愛は…なかったですね。
そうそう、悪い役と言えばルー大柴。
なかなかでした。
元々顔が濃いーし、体格もいいので
どっかの国の大統領役もできそう。
体格いいと言えば、三浦君のビルゲニア怪人。
他の映画で体を鍛えてるんでしょうか?
がっちり以上に丸みを帯びてきてデカッと思いました。
私が思う仮面ライダーって
怒りや悲しみが戦うパワーだと感じてます。
その感情が増せば増すほど動力も増してくる。
ちとデビルマンのような。
このドラマでは下級怪人も含めて
怪人たちが多かったから孤高とは言えませんが。
葵ちゃんの絶望から湧き出る力が
うまく映像として表現してるなって感じました。
白石監督らしい目をそむけたくなるような
ブラックな映像、ありがとさんした。