監督 マーク・トンデライ
キャスト
オマリ・ハードウィック…マーキス
ロレッタ・デヴァイン…エロイーズ
この「スペル」はあの「スペル」とは違います。
サムライミのスペルじゃありません。
ババアがコワイというのは同じでしたが。
ブードゥーの呪術使いで人形を使い、
その人形で操っちゃうというまじないです。
家族で実家に戻ろうと自家用飛行機使ってましたが
嵐で操縦不能。
目覚めたら見知らぬ家に。
足を怪我してて、家族も見当たらない。
助けてくれたらしい、この見知らぬ家の住人が
なんだかおかしい。
監禁状態にされ、
このままだと自分は殺されるんじゃないか？
脱出を試みるも、何度も失敗し連れ戻される。
けっこうスリリングな話です。
見ていて目をそむけたくなるシーンは一か所。
足裏にぶっとい釘が刺さってて、
それを自力で抜くシーン。
足裏を床につけると、飛び跳ねるほど痛い。
なんでだ？と思って包帯をとってみたら
釘が刺さったまんまなんですわ。
脛の方まで縦方向に差し込まれているようで、
主人公はそれをグリグリと抜くっていう。
失神しませんか？
そりゃ痛いでしょう。
化膿しすぎて、すぐには歩けないと思うんですが。
あ！また釘を足裏に戻すシーンもありました。
でっかく穴が開いた足裏に再度釘をねじ戻すってやつ。
いくらババアに逃げることを悟られないように、
と思っても、また釘を戻す発想は起きない。
…痛い、痛すぎる！
サムライミのスペルは汚い映画でしたが
こっちは怖いんじゃなく、痛い映画でした。
あんなもん、凝視して見れる人は
外科医しかいないんじゃないの？と思ったし。
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