監督 土井裕泰
キャスト
菅田将暉…山音麦
有村架純…八谷絹
韓英恵…菜那
ちょ、ちょっと
これってかなり完成度高いラブストーリーじゃないの！
主役がこの2人で良かったわあ。
菅田君には役者としていろんな冒険をしてほしいので、
この役はなんなくクリアだったんでしょうが
菅田君自らの要望だったらしい。
監督も、脚本の坂元さんも
決して若い人ではなく、私と大差ない年齢。
それでもこの、今の若者世代の恋愛過程を
＋小説、音楽、映画などのカルチャーも多々加え
描いていったのは、とても自然でわかりやすかった。
知ってるネームは数少なかったけど。
だから、きっと坂元さんなんて
いろんなとこでアンテナ張ってたんだろうなって思う。
私の若いころに比べると
現代のカルチャーは多種多様。
音楽をとっても数多。お笑いもそうね。
それにゲームまでたくさんあるし。
そんな中で、自分と共通なものがたくさんある人と出会うと
運命を感じちゃうのはわかるわ。
所々、自分と重ねて見てました。
私も彼様と趣味の音楽からの出会いだったので。
けれどすべて自分と似通ってはいない。
同じものが好きで、一緒に楽しんでというのは変わらずですが
違う分野の好きなものの価値は個々違うし、
それに対しては自由にしてもらってる。
で、月日が経てば好きなモノに対する価値が薄くなる時もある。
いつまでも不変ではない。
私なんて音楽は移り気なので特に。
全然彼様の興味ないライブには一人で行っちゃってるし。
でも、認めてくれてる。許容してくれてる。
楽しんでおいで、と送り出してくれる。
20代の恋愛を描いたこの映画。
大学生の時に知り合ってからの5年を描いた映画。
自分がもっと年を重ねただけあって、
主役2人の気持ちがわからなくもないし、
あーまだ成長過程だからな、というのもわかってしまう。
それ乗り越えたら、
あなた恋が愛に変わるんですよ、とも。
役者2人の等身大演技と
土井さん＆坂元さんがタッグを組んだおかげで
とても良い映画でした。
ちなみに坂元さんは「東京ラブストーリー」を担当した人。
架純ちゃんが可愛かったなー。
邦画の恋愛映画ならコレを勧めてもいいかも。
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