100日間生きたワニ

100日間生きたワニ

 

 

監督 上田慎一郎

   ふくだみゆき

声 

神木隆之介…ワニ

中村倫也…ネズミ

山田裕貴…カエル

 

 

前に反響が大きかった「100日後に死ぬワニ」の映画版。

テレビで取り上げられたりしてたから

知ってはいたけれど見たことはありませんでした。

 

見終えた。

泣いた。

すぐにもう一回見た。

また泣いた。

 

私の中ではえらく泣ける話でしたよ。

だいぶ酷評されてますが。

商業化しようが、炎上しようが

そんなの無視。

作品だけに注目していたら、良い話じゃないですか。

 

ワニの死を起点に

100日前から始まる前半編。

映画としては

その100日後はどうなっているかの後半編。

オリジナルキャラクターのカエル。

 

どこが泣けたかというと

ネズミとカエルがツーリングしたところからです。

 

今まで過ごしていた何気ない日常。

恋や趣味、仲間との語らい。

小さな幸せだろうけど満足いく幸せ。

 

ワニがいなくなったことによって

以前とはまた違う、どこか無気力でどこか無感動。

仲間との集まりもなくなってしまったし。

ポカリと穴が開いてしまったそれぞれの心。

それでもやっぱり毎日を生きていってる。

 

陽キャというか、うざすぎるカエルの登場で

調子が狂う皆だけど

実はカエルが現れたからこそ

皆は前に進むことができました。

 

ネズミ、落ち着いたテンション低めのキャラだなー

と思ったら中村倫也か。

ネズミが落ち込んでた時に元気づけようと

口を大きく開けて6時のポーズをし、笑かしたワニの優しさ。

それを今度はネズミがカエルにやって励ましてあげてる。

もうウルウルよ。

 

不思議な間が時々ありましたが気にしないでおこう。

そして私は声を大にして言える。

擬人化映画としては「SING2」より断然良かった!

そしてなぜ酷評されるのかわからない、とも。

 

 

 

 

 

100日間生きたワニ