スタンド・バイ・ミー

スタンド・バイ・ミー [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

 

 

監督 ロブ・ライナー

キャスト

ウィル・ウィートン…ゴーディ

リヴァー・フェニックス…クリス

コリー・フェルドマン…テディ

ジェリー・オコンネル…バーン

 

 

昔の良作を見返してみる月間

 

誰もが知っている不滅の名作。

なのに、私は初見です!

こんなにもたくさん映画を観てるっていうのに

この映画を観ないで、オマエよくそれで映画を語れるな?

と自分に言ってあげたくなります。

 

いや、どうでしょう。

究極の青春ものであり冒険もの。

ジョン・キューザック出てたんだ?

キーファーも出てたんだ?

全く知らなかったし。

 

さて、見終えての感想。

今見て良かったなーと思いました。

きっと公開当時ぐらいに見てたら

ここまでノスタルジックに浸れなかったでしょう。

今を生きるのに必死で、

過去を振り返る余裕もなかったですから。

 

大人になり、年老いていき、

家族の死や、人生の変化など

様々なことを経験し

あとは余生をいかに生きるかの年代にさしかかりました。

 

「あの12歳の時のような友達は二度とできない」

これに尽きます。

 

子供であり、大人びた考えもする12歳。

大人が発する何気ない言葉が

この頃の彼らの心にはトラウマになるくらい突き刺さる。

ある一面では無邪気。

ある一面では冷めてる現実思考。

 

映画を観てる人たち全員に子供時代はあった。

自分が子供の頃はどうだったろう、と

きっと皆が思い出すことでしょう。

もう会ってないあの頃の友達の顔がよぎる。

元気かな。

今はなにやってるのかな。

もう、あのころには戻れないけど。

 

同時に思った。

私のことを一瞬でもいいから

思い出してくれる人はいるかなーって。

あ…書いてて自分が怖いわw

ちょっとほろ苦い気持ちになったわ。

 

人生の中で

10代の頃が一番濃く生きていたんではないかな。

自我が芽生え、思春期や反抗期、

いろんなことが初体験祭りだろうし。

大人になると1年過ぎるのがなんと早いことか!

 

ノスタルジーとなんとなくの寂しさと

温かな気持ちに包まれた映画でした。

人生の終盤に差し掛かった時にもう一度見てもいいかも。

 

 

 

 

 

 

 

スタンド・バイ・ミー (字幕版)