恋愛小説家

恋愛小説家

 

 

監督 ジェームズ・L・ブルックス

キャスト

ジャック・ニコルソン…メルヴィン・ユドール

ヘレン・ハント…キャロル・コネリー

グレッグ・キニア…サイモン

 

 

3月は昔の名作を見返してみよう月間。

 

へ?これでアカデミー賞

主演男優賞と主演女優賞獲ったんだ?

んーと、そこまで良かったかなあ。

 

ある人はヘレンハントは地味な女優だと言います。

しかし私はとても整った顔立ちの彼女が好きで

こういう顔になれれば良かったのにな、と思ってます。

 

偏屈で悪態毒舌吐きまくり、

潔癖症男のメルビン役ニコルソン。

見方によってはセクシーに映るのでしょうが

ニコルソンが笑うたびに

ジョーカーとシャイニングの笑顔が蘇り、

どれだけ譲歩しても恋愛対象人物にあてはまりません。

 

電話口に出るたびに「ゴッホ!」と痰がらみの咳をするメルビン

そのたびに嫌な顔をするキャロル。

これを許せない限り、恋愛モードに突入できないでしょう。

いくらどれだけ親切なメルビンさんでも

対象外に思えてしかたがないんですが…なぜに?

 

タイトルもメルビンの職業の肩書を書いただけで

ストーリーには全く反映してないし。

歯の浮くような言葉を小説に出来る奴なのに

実際そんなムードになったら何一つ、

女性を喜ばす会話すらできない。

まあそういう人はいるのかもしれませんが、

なぜだか見ててイライラしちゃったんですよ。

こういう自分大好きで自分中心で生きてる人間が

観察力、洞察力もないのに

恋愛小説を書けるわけがないでしょ、って。

 

すっげー関係ないとこに注目してしまったんですが

キャロルのお母さんの可愛い服のセンスが好きでした。

たぶんこの映画の役だと60手前ぐらいだと思いますが

ババアになる手前の中年女性にしたらオシャレです。

キャロルよりオシャレなお母さん。

見習わなきゃな。

 

 

 

 

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