ドリームプラン

ドリームプラン(字幕版)

 

 

監督 レイナルド・マーカス・グリーン

キャスト

ウィル・スミス…リチャード

サナイヤ・シドニー…ビーナス

デミ・シングルトン…セリーナ

 

 

スポーツ系の映画はやっぱりいいね。

テニス界の黒人少女たち。

歴史を変えたね。

 

これも全くどんな話だか知らないで見てみたんだ。

知ってる情報はスポーツ系の内容でウィル・スミスということだけ。

思ったのが「ウィル・スミス」というブランドを

全く消した彼の演技でした。

ん―ウィルに似てるけど…やっぱりウィルだよね?

という最初の感想。

 

この初の黒人少女プレイヤーを誕生させたのが

実の父のリチャードであり、

彼の人生のプラン通りに夢がかなったという。

少女たちのストーリーというより父の信念物語。

 

世界を目指すテニスプレイヤーとして

娘たちを成長させるだけではなく

それに加えて教育や謙虚さ、人種差別やお金など

生きてくうえで必要なことも身につけさせる彼。

 

家族の時間もしっかりとるし、普通の子供としての生活もさせる。

早いうちからプロになると

後々芽を摘んでしまうことになるのでそこは慎重にと

とにかく娘の将来のことまでちゃんと考え抜いてる。

かなりクセ強くブレない父親だけど。

 

やー、これが作り物ではなく

実話だったのを知らなくてさ。

あとから本人家族たちも映るわけよ。

リチャード父さん、そっくりじゃないのよ!

父さんに限らず家族も、リックメイシーも似てて。

よくぞこれだけ似せて演じたなと思ったわ。

これはウィル・スミスを消さなきゃいけないよね。

拍手しちゃったわ。

 

お金が絡むビジネスの素材にさせなくて良かったね。

ここまで体を張って、娘の成長と幸せを願う父親は

結果オーライだったからこそ清々しく思う。

でも…この映画ではセリフのみでサラっと飛ばされたね。

結婚に一度失敗してるんでしょ。

前の奥さんや息子との間柄はどうなっているんだろうね。

 

時たま君主的な暴走をするので

妻がいてからこそ成せたのでしょうが、

彼のマネージメント力は半端ないということが

わかったお話でした。

 

 

 

 

 

 

ドリームプラン(字幕版)