監督 リュック・ベッソン
キャスト
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ…ダグラス
ジョー・ジョー・T・ギッブス…エヴリン
タイトルやパッケージが気になって。
それだけの理由で見て、
鑑賞後の放心状態がハンパない。
美しくて、悲しくて、儚くて、ほぐされて。
監督がリュックベッソンだということも知らなくって。
全く予備知識すらなかったのよ。
イロモノ系か、アイアンマンやアクアマンとかのマーベル系か
ぐらいの感覚。
全然違うよ。
主人公の孤高さと気品。
彼が話す回想録ドラマの瞳の奥の絶望&寂しさ。
精神科医に話していきながらの心の浄化。
そして犬への愛情。
こんな難しい役を主役の人、よく演じきったね。
主役の人が出演してる映画も何本か見てましたが
彼自身をチェックしてなかったので
注目度が低かった。
とにかく素晴らしい演技力でした。
犬たちの賢いアクションと
主に対する忠誠心のシーンが
緊張感をほぐしてくれる癒しの場面でした。
犬様に感謝。
そしてやっぱりお利口なのね、犬は。
あと音楽ね。
ピアフもユーリズミックスも
シャンソン、ポップス、ジャズなど多種多様ジャンル盛沢山。
もう素敵すぎました!
言い換えれば悪いとこがなかったんだよ。
ストーリー、人間を含めた生き物、
音楽、主人公の心の中、
これらの陰と陽の美のセンスがバランスよくて
すっかり魅了されました。
ダグラス、最期までカッコ良かったです。