あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

 

 

監督 成田洋一

キャスト

福原遥…加納百合

水上恒司…佐久間彰

伊藤健太郎…石丸

 

 

戦時中にタイムスリップしてしまった百合の話。

 

終戦から79年。

戦時中を体験した人はもう少なくなってきてます。

小説の原作者も監督も

人づて、映画づて、資料館づてで

これからも重みは薄くなってくるのかなーと。

 

それでも現代の人たちに語り継いでいこうとする

意欲はなんとなーくわかったような気もします。

ストーリーもタイムスリップという軽いノリで

とても見やすくw

おかげで話自体もちょっと軽めでしたけどね。

 

かくいう私も

あの時代に百合のように思ったことを

躊躇なく言える空気の読めなさにハラハラしながらも

「おかしいよね、やっぱ国のために逝くなんて」

と、当時なら非国民扱いされそうな言葉に同意してました。

石ぶつけられて、殴られるよね。

「日本は負けちゃうの」なんて人に言ったら。

 

食堂のツルさんは

実在していた方なんですね。

有名な方のようですが知りませんでした。

「特攻の母」と言われてたとか。

 

特攻隊の方々。

覚悟のうえで志願した若者たち。

もしあの年代の彼らが

現代にタイムスリップしてきたら

同じ世代を見てなんて思うんだろう。

命の重みが違うと嘆くかなあ。

 

どういうシナリオでもいいんですよ。

これはファンタジーになるのかもしれませんが。

要は昔、日本でこういう歴史があったということを

忘れてはならないこと。

当時の彼らの未来を変えよう、という思いがあったから

今の日本があるわけで。

そして、今が幸せな時代だからこそ

絶対に戦争というものを起こしてはならない。

ここさえわかれば。

無理やり号泣映画にしなくてもかまわないし。

 

福原遥、顔ちっちゃかったねー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。