監督 ジェシー・ペレッツ
キャスト
ローズ・バーン…アニー
イーサン・ホーク…タッカー・クロウ
クリス・オダウド…ダンカン
イーサンホークが年取るにつれて
どんどん魅力的になってきたね。
くたびれた感…じゃなくって
茶目っ気もある渋みが増してきた。
ローズバーンも若いころは好きでなかったんだけど
歳重ねたら味のある女優さんになってる。
「ピーターラビット」の彼女は良かった。
ってことで、
お二人は中年俳優さんですが
情熱的な恋愛ものじゃなく、だけどロマンチックな
苦みのある大人の恋愛映画。
大人の方にお勧めです。
といっても、大人だからって
そんな完璧に出来た人間なんているわけない。
紆余曲折しながら生きてきた今があるわけで。
恋愛だけじゃなく、これからの人生についても
いろいろ考えて生きていってるのが今の大人です。
へぇ、と思ったのが
アニーのパートナー、ダンカンがタッカークロウを
心酔しすぎて
タッカー本人よりもタッカーのことを知ってそうな
盲目的なオタクの言い分が強烈でした。
もちろん本人じゃないんで
すべて正解なわけないし、かけ離れてるとこもあるし。
一歩引いて見てる人のほうが
結構冷静に人物像を理解してるかもしれないんだね。
あれだけタッカーのこと好きなのに
いざ本人が目の前に現れても
舞い上がることなく、ガンガンとタッカーに
かぶりついて言ってたねww
なにかと、さすが外国映画。