監督 萩庭貞明
キャスト
本木雅弘…平田
西川忠志…深川
石橋蓮司…鳥飼
どこのサイトか忘れちゃいましたが
邦画のランキングでかなり上位に入って
&私がまだ見ていない映画だったのがこちら。
91年作の警察ものコメディです。
まじめで融通の利かない平田は
警察の筋書きがない防犯訓練での犯人役に選ばれ
奇想天外な行動に出る、ってお話です。
訓練といえど
適当にいい加減に出来ない性格が故、
銃こそ発砲しないものの(バン!と口では発砲させてる)
よりリアルに人質たちを拘束させて十数時間
銀行内に立てこもります。
そう、平田はタイトルのように
真剣に犯人役に徹し、捕まるまで彼の遊びは
終わらないんです。
なんせ筋書きがないので。
一度は警察に突入され
訓練はエンドを迎えますが
納得がいかない捕まり方だったため
観衆たちもヤジを飛ばし、再開されるという始末。
でも平田にとったら嬉しい誤算でしょう。
納得がいかない捕まり方は彼の意志に反するだろうし。
かれこれ30年前の作品なので
今はお亡くなりになってる俳優さんも多々います。
そんな俳優さんを見ていると
懐かしさもあり、とても寂しく感じたり。
それに、なんてのどかなコメディなんだと。
今って何かにつけて、もっとギスギスしてるからね。
もっくん、全然今と変わらないです。
不思議なくらい老化しない俳優。
どうやってラストを迎えるのか気になりましたが
見ている途中で話が終わった感じ。
平田はきっとこれから先も、逃げ続けるんだろうなと。
ということで緊張感は皆無でした。
で、なぜか私は笑いどころがひとつもなかった…。