監督 三宅唱
キャスト
柄本佑…ぼく
石橋静河…佐知子
染谷将太…静雄
なるほど。
元は小説で、70年代あたりの時代を
現代に変えて映画化してるようだ。
なので、男2人が住むアパートの小道具類や
情緒ありげな風景など
昭和でも通じるよね、っていう感覚で見てた。
石橋静河はじわじわと演技に実力をつけてきてますね。
見るたびに少しずつお母さんに似てきてる印象。
それにしても染谷君の顔が小さすぎるため
皆が横並びすると顔ちっちゃいのが余計に目立つ。
内容はそんなにないです。
同じバイト先で知り合った男女が
軽い付き合いをし
男二人暮らしのとこに遊びに行き
そのうち3人で遊ぶことが増え
最初の男ではなく、その友人と付き合うことに
という
若い時特有のあるあるストーリーです。
でもきっと
一番楽しい時は
3人一緒に遊んでる時間が最高の幸福なんだろうなと
大人になったら気づくと思います。
誰かと誰かが真剣にくっついた時点で
この3人の関係はぎくしゃくするだろうから
そうなる一歩手前の関係が一番楽しいと思うよ。
映画なんだから
なんなら男2人と公認ふたまたで付き合えばいいのに。
と勝手にお勧めしちゃいます。
まだ20代なんだからさ。
結婚もしてないんだからさ。
今のうちだけだよ、とBBAはほざいてみます。
クラブ?のラップは長すぎましたね。
あれ、いらないです。
いつ終わるのか待ってたら、なかなか終わらないんで
そこだけ早送りになりました。
何も起きねーし。
そう、たいして何も起きないし
この頃の楽しさや関係性は決して永遠には続かない。
惰性で生きて、クールぶって、
誠実ささえないと言われる「ぼく」の
本来の声が最後のセリフで彼女にどれだけ響いたか。
(…佑くんの髪型が、いちいち気になった)