ロッキー・ザ・ファイナル

スタローンがこの年で(60歳)このシリーズ映画の閉めを飾るということに
敬意を表したいぞ。

最初のほうでの息子さあ、いつの時代もそうなのか親の心子知らずで。
恥ずかしいのか引け目を感じるのか仕事をダシにして寂しいよなあ。

助言者ポーリーの希望と奮い立つ言葉「心は年をとらない」や
ちょっとした会話のひとつひとつがウザくなく結構染みてくるんだわ。
それにしてもロッキー、スラスラとよくしゃべること!

レーニング中のドスドス走る姿から体をしぼっていく過程ですでにウルウル。
だってこの時すでにロッキーのテーマが。
過去の栄光にしがみついてるわけでもなく、
秘めた情熱が年をとっても消えることなく、
まだ闘いたいと灯火続けてるなんてなんてカッコいいの!
試合の最終ラウンドでは足元から鳥肌が襲ってきた。
リング降りて去っていくときの観衆の声援に「あー彼こそ真のチャンプ」と
涙と震えでとまらんかったよ。

合格してから試合するまでは忙しい展開になっちゃったけど
やっぱいい映画でした。
ロッキー1に通じるとこもあるし。
もう一回シリーズをまとめて観なきゃ。
スタローンでしか演じられないロッキー、最高の終わり方です。