ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE

ミッション:インポッシブルデッドレコニング

 

 

監督 クリストファー・マッカリ―

キャスト

トム・クルーズ…イーサン・ハント

ヘイリー・アトウェル…グレース

レベッカ・ファーガソン…イルサ

 

 

もう~すっごい忙しい時に

ほぼコマギレで見てたのでテンション高まらなかった。

これは自分が悪いのだ。

5~10分おきに停止や再生でブツブツとこまぎってたので

途中からトムが中井貴一に見え始めたしさ。

なぜか中井貴一

 

映画公開前からその予告で結構ハラハラシーン

流れていたのを記憶してましたが

やっぱりラスト30分前から眼が離せなくなったわ。

話のスケールがでかいのは、このシリーズでは当然ですが

映画というより、トムのショーを見てるようで。

CGに頼らず、自ら体を張ってスタントしてるのを

知ってるだけに

よけいにトムの映画愛を感じることもでき。

といっても、コマギレで観ちゃってスイマセン。

それにトムの映画のこだわりに反して

家で見ちゃってスイマセン。

 

そんな中、ちょこちょこと出てくる

金髪暗殺者姉さんの存在がたまらなく目を引きます。

もっとじっくりポムさんを見たい!

アップで見たいぞ、彼女の顔。

ってなって脇役悪役なのに存在感が強い!

 

国際情勢の話がデカすぎて

かつスパイもんだから

私には複雑すぎて緊張感が湧かなかったけれど

これをアニメにしたら

まさにルパン三世だよ。

マスクや鍵、バイクダイブやパラグライダーなど

ルパンも飄々とやってのける。

ルパンと違って、生身の体なんだから

続編も気を付けて撮影してほしいものですが。

 

最後にイルサ!

あっけなさすぎで悲しいよ。

 

 

 

 

 

 

ミッション:インポッシブルデッドレコニング

すずめの戸締り

すずめの戸締まり

 

 

監督 新海誠

原菜乃華…岩戸鈴芽

松村北斗…宗像草太

深津絵里…岩戸環

 

 

映画って最初の15分ぐらいのつかみで

ストーリーに引き込まれるか、

つまんなそうと独断で判断するか

私なりの分かれ目になるんですが

これは冒頭から手ごたえがありました。

 

正直、もともと新海監督のアニメは興味がないのです。

話題性が高いから、ミーハーなもんで毎回観てるのです。

そして今回もそうでした。

 

前作もたぶん書いた感想だと思いますが

音楽、曲の挟み方にそそられる。

私ぐらいの年代にも興味を湧かせられる曲の流しかた。

ただ少しくどすぎたかなあ。

そんなに音楽に頼らなくても、と思い始めたし。

 

おおまかなストーリーは

監督が案する自然をテーマにしてて悪くないですね。

そこから枝葉でどういう世界観に持ってくかがポイント。

色々と思う所が後に残りました。

 

なんかちょっと文章がかたいから、くだけるぞ。

 

ダイジンという猫。

なんでみんなダイジンっていう名前で呼びたがるのか。

要石。神様?なんでスズメが好き?

サダイジンというデカい猫も出てきました。

じゃあウダイジンも出てくるのか?と思ったら出てこん。

で、あの猫も一体何者なんだろう。

 

文字にするのも気持ち悪くてイヤなんですが

ミミズのシーンが長すぎて。

それになんでスズメにはアレが見えるんだろう。

で、数分しか話したことなく、椅子に変身された草太に

命を懸けてまで恋心抱くって…。

 

という解消できない思う所。

 

あ、そうそう。

あともうひとつ思い出した。

環おばさんとのケンカ。

あれはサダイジンが背後にいたからその影響で

負の感情を吐き出しちゃったのか。

影響なかったら、口げんかの後に倒れるまでいかないよね。

 

草太の友達、

芹澤くんはハンパに見た目ナンパで好きキャラでした。

でも結局、全部をとおすとそこまで残る話でもなく。

監督と相性悪いのかな。

 

 

 

 

 

 

すずめの戸締まり

そして僕は途方に暮れる

そして僕は途方に暮れる

 

 

監督 三浦大輔

キャスト

藤ヶ谷太輔…菅原裕一

前田敦子…鈴木里美

中尾明慶…今井伸二

 

 

なんか色々面白い。

いろんな感情に振り回される話でした。

 

タイトル通り、大沢誉志幸の歌が最後に流れてくる。

で、歌詞通りなストーリーのかなーと見る前は思ってたのに

なかなか違ってた。全然違うわ。

 

彼女と同棲中、浮気がバレた。

さあ、どうする!

謝り倒すか、開き直るかだと思いきや

部屋を出て逃げるという選択肢をとるタイプは初めて見たわ。

 

ってか、別の場所に行っても

自分の分が悪くなったり、不都合が起きれば逃げる。

おもしれー!

こいつ、とことんクズだ!というのを見せつけてくれる。

こういうタイプって一生こうやって生きてくんだろうな。

そう簡単に変えられるもんではない、と思う。

 

と思ったら

父親がコイツを上回るクズ人間だったので

もう笑うしかない。

トヨエツ最高ヨ!

たまーにこんな自堕落な役をこなすトヨエツだけど

カッコよさを一切出さず、ピタッと役をはめてくれるのは流石です。

 

自分を映画の主人公に見立て、

ピンチの時には「面白くなってきたぜ」と考えれる

ポジティブな人はたぶんですが生き抜ける。

が、反対の性格の人は最終的には自死ですな。

逆境に立った時、本来の自分がわかるのかも。

 

でもな、主人公の彼はまだまだ若いから

どん底になってもどんなクズでもやり直しができる。

年老いたときに何もかも失ったら

なかなか難しい。

だから、トヨエツの最後の行動はとても勇気ある行動だったと思う。

 

あれ、トヨエツを応援しちゃってる。

主人公を完全に食ってた父親トヨエツ様。

 

あの~「なんか、ごめんなさい」っていうセリフ。

まあ映画だから気にしなきゃいいんでしょうが

なーんにもわかってない謝罪ってどういうこと?

「なんか、申し訳ない」「なんか」

わからないのに取り合えず謝っとこってことですよね。

なんか、小ばかにされてる感があるね。

 

まあいいや。

藤ヶ谷くんが途中途中、袴田吉彦に見えました。

なんか。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして僕は途方に暮れる

ドーム 寄宿舎

ドーム/寄宿舎(字幕版)

 

 

監督 ソンヨット・スックマークアナン

キャスト

チャーリー・トライラット…チャトリー

チンタラー・スカパット…プラニ―先生

スティポン・タットピタッククン…ウィチェン

 

 

どこぞの国の(タイでした)B級ホラーを見たつもりが

予想以上に良い出来だったので

なんだかお宝発掘したみたいな嬉しさがありました。

ちょっと最近、幽霊ものばっか見てる私。

 

主人公のチャトリー君は

親の言いつけで強制的に寄宿舎生活を送ることに。

そこで幽霊が出るという噂を耳にしてしまうのだ。

 

この寄宿舎になかなか馴染めないチャトリー君。

孤独を感じているときに

同じようなタイプの少年と仲良くなっていき…

 

一応ホラー映画のジャンルなのね。

それに伴い「なんか出るかも?」的なシーンの音楽が

不穏なメロディだったり

その他いろんなシーンでもとにかく音楽が良かったの。

 

で、ホラーといえばホラーなんだろうけど

ジュブナイルっぽい要素もあって

友情、家族、成長

せつなさ、あったかさとかも混じって

結果的に後味がスッキリした話でした。

 

寄宿舎初日に集団でチャトリーを見てたガキ大将グループ。

うわー、揃いも揃って人相悪い子たちを集めたな

と訝しんだ子らが

最後にはチャトリーを心配して

顔面涙と鼻水でグチョグチョになったボスの男の子が

可愛く見えました。

棺屋の息子ヌイくんは最初から最後まで個性あふれ出てた。

 

途中ウサギの解剖途中が並べられてあったり

水死体になってしまった「彼」のブヨブヨ遺体という

ちょっとだけドキッ!というとこはありますが

それさえ除けば怖いもんなしです。

 

やっぱ最初のほうでは青黒さを基調とした背景で

好きになれませんでしたが

たぶんこれはチャトリーの心をも現わしてたのかも。

徐々にコントラストが変わってきてたので

表現方法もうまいなーと思いました。

 

 

 

 

 

ドーム/寄宿舎(字幕版)

あたおかあさん

短編映画『あたおかあさん』

 

 

監督 大倉寛之

キャスト

西山美海

原田えりか

 

 

短編映画。

だけど、こういうクソおもろくないのもうヤメレ!

 

ストーリーもなんだかな、だし

役者も微妙に下手だし

何を主張したいんだか、伝わらない。

 

あたおかあさん。

あたおか。

全然あたおかではない。

世の中にはもっとリアルあたおかあさんがウヨウヨいるぞ。

普通やん。

なんなら、私の方があたおかあさんかも。

 

出だしのハサミのシャキンシャキンは

良い音出してたものの…。

月子が隠れてバイトしてたコスプレ写真を

勝手にスマホを見たおかあさん。

お母さん自身もそれを上回るコスプレ写真を

娘に見せたら

かなりの、あたおかあさんになったのに。

 

至って普通のおかあさんでした。

期待外れでした。

 

ちなみにうちの彼様は

「あたおか」の意味を最近まで知らなかったと告白。

エガちゃんファンなのにビックリしたわ。

 

 

 

短編映画『あたおかあさん』

パルス

パルス (Pulse Japanese Sub)

 

 

監督 ジム・ソンゼロ

キャスト

クリスティン・ベル…マティ

イアン・サマーホルダー…デクスター

ジョナサン・タッカー…ジョシュ

 

 

これって日本の「回路」のリメイクらしい。

あれ~こんなだったっけ、回路って。

忘れちゃってるわ。

 

なんだか全体的に青黒い画面で見づらいのよ。

雰囲気はそれなりに醸し出してるんだけど

結局あの化け物なのかわからんやつらは

どんな正体なのかサッパリ。

インターネットから出てきたウイルスオバケ?

 

赤いテープを貼ればやつらが襲ってこないという。

やはり危険な色という事でしょうか?

うちのパソコンは古いのでたまにブルースクリーン

発動されるから、

もしかするとやつらにウイルスばら撒かれちゃうかもしれないねえ。

 

得体のしれない恐怖感っていうのが

たぶん前面に出てればまた違うのかもしれないですが

アメリカはそうはいかなくって

洗濯機だか乾燥機から出てきたタコ入道モンスターには

鼻でフフンと笑ってしまいました。

出てくる怪異が違うだろうよ、と。

いろんな場所にハッキリしたような姿で現れるんで

「得体のしれない」「気味悪さ」がなかったです。

 

ビックリ音の出し方も直球で

来るぞ、出てくるぞとじらしておきながらの画面にドーン!

ある意味、変に裏切らない古典的さ。

最近のは変化球が多すぎてたまに肩透かし食らいますもんね。

 

圏外だと敵から免れるという

シンプルな回避方法がなんだかアダルト世代には嬉しい。

みんなして山に住もうよってことになる。

 

 

 

パルス (Pulse Japanese Sub)

ある閉ざされた雪の山荘で

ある閉ざされた雪の山荘で

 

 

監督 飯塚健

キャスト

重岡大毅…久我和幸

中条あやみ…中西貴子

岡山天音…田所義雄

 

 

先日、友達と待ち合わせて少し早く場所に到着してしまったので

本屋をぶらついてました。

そこで目に留まったのがこの小説だったりしたのを覚えて

小説買わずにこっちを見た。

という、小さな文字が苦手になってきたオバサンっす。

 

こういう密室もののミステリー大好きなんだよね。

出てくる人数も限られてるし

どこで見破ってやろうかなと俄然はりきりながら観ちゃいました。

 

と、天音君の髪型…笑

おかしいでしょう。

 

ウィキでちらっと原作のあらすじを見ちゃったけど

映画とはまた少し設定が違ってて。

カメラの撮り方が面白かった!

間取り図の中で人間が動いてるのとか面白いし。

が、東野さん原作のものにしては

ストーリーが少し幼い感じがしたんだけど

やっぱり映画用だからかな?

んーでも嫌いではない。

2時間枠でここまですれば上出来なのかも。

 

若手の俳優さんが揃って頑張ってたのが良いです。

森川葵なんて、ずっとひそかにこもってたわけで。

その、何日間か籠った後の登場のしかたなんて

小汚さがにじみ出てて

あー、こんな姿にされちゃって!でもリアルだよね、それ、と。

だって数日、お風呂すら入れないんだもんね。

メンバーの中で一番舞台俳優っぽかったし。

 

謎を解いて推理をして犯人がわかるまでの盛り上がり、

山場がなだらかなような気がしたんで

これは原作の方が「おっ!」となるのかなあと。

だからって読みませんけどね、字が小さいから。

 

 

 

ある閉ざされた雪の山荘で