監督 マーク・マイロッド
キャスト
レイフ・ファインズ…シェフ ジュリアン
アニヤ・テイラー=ジョイ…マーゴ
ニコラス・ホルト…タイラー
なに、この斬新でユニークな発想のストーリーは。
もやっとするとこも多いけど
料理が出される前のあの一本締めのような手拍子パチンが
妙な緊張感でこっちもビクンとなるわ。
アニヤとレイフファインズはさすがピッタリなキャスティング。
サイコな料理人と、目力パワフルな彼女で
ビシッとした空気感が良かったです。
この映画見る前に「孤独のグルメ」を見てたんで
立て続けに視覚で楽しめるなーと思いきや、
映画で出てくる料理に???
美食家気取りたちが一流シェフの料理を
こぞって褒めたたえようとしてる品々に
まず目で美味しさを感じない。
岩みたいな食材(なんだかわかんない)の上に
ホタテがちょびっと。周りに草っぱ。
パンを出さずにジャムやソースのみ味わう。
タコスにお客の秘密を炙って絵柄にして提供。
料理や食事って本来楽しいものなのに
食欲失せるような
顔しかめるものばかり出されても笑
まあそこは見ていけばわかるんですがね。
だから真逆のチーズバーガーを作る工程が
視覚嗅覚聴覚でこれ絶対うまいヤツ!
っていうのがわかる。
そそられる。
シェフも楽しそうだ笑
もやっとするとこは
呼ばれたお客たちをもっとクセあり嫌味な奴
勢ぞろいにすればよかったってこと。
セットでついてきた片割れの人とかは
そこまで嫌な奴に思わなかった。
あとシェフの母ちゃん。
なんで同じゲストでいるのか
最後まで素性がつかめなかった。
たまたまシェフは料理のシェフでしたが
立場を変えれば、教祖みたいなもん。
暗示にかけられたカルト宗教団体でしたね。
ほかの人の考察も読んで楽しもうっと。
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