小説編:親指さがし ドアD

山田悠介作品2冊

彼の小説は一気に読める。
時間もそんなにかからないのよねえ。
他にも過去に山田モノを何冊か読んではいるけど
やっぱりこれもすぐに読み終わっちゃった。

親指さがし」は都市伝説のようなもの。
映画になったようだけど、たぶん見てないかもしれない。
山田悠介って20代なのに、20代だからこそ斬新さがあると思うのに
この話の節々の流れが
なんか昔の人が描いてるかのような感じ。
若年寄なんですかねえ。

「ドアD」は救われないしグロ。
というか!完全に「CUBE」のパクリじゃん!
これを小説にしちゃっていいのー?
と出版社に半分怒りを感じたわよ。
トラップこそ中身が違えど、立方体とか大まかな設定が一緒。
しかもすべてが解明されないので、いろんなことが意味不明。

うん、彼の小説は若者…中学生とかそんなに読書好きではない人になら
ウケるのかもしれませんね。
サクサク読めるし、話のからくりを深く考えずに読む人にとったら
読みやすい。

私もその中の一人なんで、たぶんまた彼の本を読むでしょう。
で、あーだこーだと文句言ってみたりしちゃうでしょうw