背の眼

道尾秀介著。

ホラーからサスペンス、そしてミステリーへ。
終始ホラーではなかったので夜中に読み終わったときには
怖い気持ちがなくなってたからホッとしたわ。

かなり厚い本なので頑張れるかなーなんて思った。
それなのにスラスラ読めるし、
途中に中断しても気になって仕方がない。
一日がかりで完読しましたぜ。

レイ…オグロアラダ…ロゴ とか
ゴビラサ とか
気持ち悪い暗号か呪文のような言葉がぞっとする。
これが解けたときにゃ、鼻がつまったように聞こえるのね、と。

いろんな問題が散りばめられてるので
そのなぞ解きを読み手側も覚えてないといけない。
ただ、これ無理があるでしょと思う個所もあり。

BSでドラマをやってたらしいけどミスキャストじゃないかな。
見てませんが。
道尾さんを西島秀俊、真備さんを竹野内豊あたりが良し。
歌川さんを塚地武雅あたりでどうだ?


まあ丁寧に書かれていたんで嫌いではないです。