グリーンブック

グリーンブック(字幕版)

 

 

監督 ピーター・ファレリー

キャスト

ヴィゴ・モーテンセン…トニー・リップ・バレロン

マハーシャラ・アリ…ドクター・シャーリー

リンダ・カーデリニ…ドロレス・バレロン

 

 

新年1発目は大好きな作品で。

4年前に見てんだけどね。

今まで新年最初の映画は「グラディエーター」でしたが

衣替えしました。

(敢えてボヘミアンラプソディは外した)

 

ホントに好きだわ。

何が好きかって、

マハーシャラアリさんの本来きっとそうなんだろうと

思わせる気品ぶりが役に合ってたのと

モーテンセンの給料だけでない、仕事の忠実ぶりと食べっぷり。

 

ロードムービーでいろんなことが起きる中、

たぶんお互いにカチンとくるところが

たくさんあったと思う。

けれど認め合って、お互いにないところを補って

徐々に関係を築いていってる。

そう「信頼」。

 

トニー、一見この人は

短気で口が悪くすぐに手が出そうな

ガサツな性格に見えるかもしれないけど

決してアホじゃない。

 

もう好きなシーンがいっぱいありすぎて。

それと同時に当時の黒人を差別する扱いが悲しすぎて。

自分の顔が七変化するくらい感情が動いた。

 

フライドチキンを2人で食べてるとこ。

ドクの演奏するピアノを初めて見たときのトニーの境地。

あんたのピアノはあんたにしか弾けない、すげぇんだよと

訴えてるとこ。

黒人酒場で楽しそうに笑顔でピアノを弾いてるドク。

トニーの妻に手紙を出すための2人のやりとり。

で、最後のトニー妻の名セリフ。

な、なんて胸が熱くなるんだ!!

 

ドクの堅物から柔和へ

トニーの粗野から洗練へ

この対比→変化も二人が出会って成長できた証。

ホントに素敵です。

余韻を残してくれる作品です。

 

今年もよろしく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グリーンブック(字幕版)