湿地

イングバール・E・シーグルズソン

オーグスタ・エバ・アーレンドスドーティル

・とても食べ物がまずく見える映画

もうね、陰鬱の塊のような映画です。

決して明るくない。

あ、明るいと言ったら

刑事が聞き込みに行って

「30年前、レイプされたことありますか?」っていう答えが

「ドッキリカメラね」と言われたよ、という1シーンだけ。

序章とかっていうのがなくって

突然に話が進んでいきます。

画面は暗いし、話の内容も暗いし、

人の名前など聞きなれないんで(アイスランドらしい)覚えにくい。

途中から話の流れで

刑事と娘死んだ男の接点が見えてくるんですが

その接点が見えるまでは

私、ずっと娘死んだ男の物語は回想シーン?

70年代の話の原点をリンクさせて映してるんだろうなと思ってた。

ホント、話の筋が見えにくい。

もちろん私の理解力が足りないからなんでしょうが

こんだけ地味で暗い映画なんだから

もうちょっとわかりやすく映像化してほしい。

どこかの誰かがアップした「話のあらすじ」を先に読んで

この映画を見た方がわかりやすいかもしれません。

それか、先に本を読んどくかして。

主人公の刑事さんが肉食べてるシーンあるんですが

もともとの映画の色味がブルーグレイ調なんで

その色に食べ物の色を加えたら…なんだか変な色の肉。

気持ち悪かったです。

私にはちょい退屈で疲れる映画でした。

見た後、どよ~~~~んとなりました。

湿地(字幕版)