レオナルド・ディカプリオ…リチャード
ティルダ・スウィントン…サル
ヴィルジニー・ルドワイヤン…フランソワーズ
・ディカプリオ、アオムシ食べちゃったよ～んウェー
昔に見た映画で
すでに「なんだっけ？」と忘れかけてた。
確かディカプリオ主演でコワイ系の話だったっけ。
と思い再度見ることに。
一人旅でタイに滞在中、隣室のダフィと知り合いビーチの話を聞く
反対側の隣室カップルと３人でビーチ島に向かう
島ではコミュニティが出来上がっててそこで暮らすことになる
他の人間にこの島を教えたことが発覚し、孤立するリチャード
農民のオッサン達に怒られ島を去るみんな。
そもそもね、何がしたかったんだかリチャード。
教えてもらった「楽園」ってのが
実際行ってみても私には楽園に見えなかったよ。
楽園ってなんだ？
自由ってことか？
自由ってなんだ？
好きなことをして毎日暮らすってことか？
自分の思うがままに暮らせる島ってことか？
だったらあそこは楽園ではなーい。
大麻が思いのほかいっぱい生えてて
勝手にし放題するっていうのなら
どうぞご勝手に。
なんですが、
ゴハン作るとか魚獲るとか
買い出しに行くとか、ビーチで遊ぶとか
人間関係がどうたらとか
そういうこともしなくちゃならんのよ。
それに
あれだけの人数のコミュニティなら
もはや自分の思うがままにはふるまえない。
ダラダラできないし。
しかも！
楽園に来てまでゲームボーイするんかーい！
（自由な時間が多すぎるんで気持ちはわからなくもないが）
でも反対に
あれだけの人数がいるんだったら
万能なお医者さんでも一人常駐させればいいものの。
何かあった時に自然治癒だけでは済まないしね。
抜歯も麻酔なしでペンチで引っこ抜くなんて、ヒ～ッ！！！
サメにかじられて
死なずに助かった人も
治療さえできず、
痛がる声やそういう空気が嫌だからって
森の中に運んで放置って…
自分がいざその立場になったら
どうすんねん。
あまりにも短絡的で排他的で自分勝手でお子様な人ばかり。
確かに
楽園→自由→自己責任
かもしれんがアレはない。
ダフィ役のロバートカーライルは
ずいぶんゲームっぽい顔立ちの印象を受けました。
でもリチャード自身も
葉っぱでラリパッパになり
妄想中、ダフィとゲーム大戦してるんで
ゲーム顔で良かったね、カーライルさんと思ったわ。
サルを筆頭にコミュニティが出来上がってく。
サルの髪型もそうなんだけど
見ていて
あの高樹沙耶が似たようなことしてたよなー
なんて思ってもみましたよ。
記憶違いで
全然コワイ映画じゃなく
むしろ、何を伝えたくて何を見せたい映画だったのか。
ただの若者が現実逃避して島でバカ騒ぎして
また日常に戻ったよ、という
どうでもいい話を延々見せられた感が残ったストーリーでした。
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