ワンダーストラック

オークスフェグリー…ベン

ミリセント・シモンズ…ローズ

ジュリアン・ムーアリリアン・メイヒュー

・交互にザッピングするもなかなか話が絡まない

この監督は絶対にデヴィッドボウイが大好きだ。

劇中にもかかってたし、

なんてったって

ベルベットゴールドマインの監督でさえあるし。

舞台は70年代だし。

わかりやすい人だ。

1920年代のろうあ者のローズと

1970年代のベンっちゅう子役。

この二人のやり取りが交互に映し出される。

きりのいいところで、もうひとつの時代に…

ってわけでもなく

なんでそこで切り替わる?ってとこで替わる。

で、この二人のストーリーがどこかで絡み合って

と思ってはいるのになかなか絡まない。

一体ローズは誰で、ベンとどう人生で絡むんじゃ?

はい、ちゃんと絡みますけどね。

ローズ役はミリセントシモンズ。

この子は実際に聴覚障害のようですが

演技がとても上手。

まあ、大人のローズ役はジュリアンムーアなんで

顔立ちが全く違うからずっこけますが。

少女時代の白黒描写がいい味出してます。

全てサイレントなもんで

画面を見てないとわからないしね。

これもこの監督の好きな時代背景なのかもしれません。

こうやって好意的に見ていたはずなのに

紙に書いてあった

あのオスカーワイルドの名言の意味が

最後までハテナになってしまってました。

We are all in the gutter, but some of us are looking at the stars

オレ達はみんなドブの中にいる。

でもそこから星を眺めている奴らだっている。

こんなだっけか?

ああ、詩人にはなれない私。

どうやって解釈すればよかったのでしょう。

まあ、ジュリアンムーアが素敵に年とってるんで

すべてチャラにしましょう。

ワンダーストラック (字幕版)