ワールド・トレード・センター

未だにあの惨劇なニュースが忘れられないでいるため
(忘れちゃなりませんが)
冒頭からラストまでずっと泣き続けながら見ました。

9.11に関する実話映画は個人としては
まだまだ映画にするには早過ぎると思っているので
ユナイテッド93」も少し前まで見れないでいました。

自分の心が弱っている時や過敏な時にはこういうの見れません。
でも見ちゃったので終始泣きっぱなし。

突然の地獄、瓦礫が崩れてくる音に対して生への絶望感、
夫の安否を想う妻の生きた心地がしない感。
なんともいえぬ恐怖と、あの時の時間を呪うことか。

けれど、ここでは生還した人の話であって
犠牲者の数は何千倍もいることも忘れてはなりません。

涙が出るのはまだ幸せなのかもしれない。
本当に生死にさまよったとき、涙なんて流してる場合ではない。