コーラスライン

ある舞台のコーラスのオーディションの一部始終の話。
ミュージカル仕立てなので会話から突然歌い始めるの。

自分の誇らしいこと、恥ずかしいことを話せ、と言われ
10数人が次々と語り出す。
やっぱ苦手だわ~。なんでそこで歌うのか。
台詞が歌に乗っかるので気持ちが萎えてきて眠くなるし。

だけど歌を除けばそれが妙に面白い。
一人ひとりの今までの人生や思ってることに興味が湧く。
なので前半は良かった。

中盤、キャシーという演出家ダグラスの元恋人が出てきてからは
キャシーの存在がうざかった。
今、オーディションしてるんだから空気読めよ。
いくら問題抱えて戻ってきたからって
仕事がなくて大変な時だからって
仕事中のダグラスに話したいだのと食いつきすぎだよ。
挙句の果てにはコネのようにオーディションしちゃってるし。

最終選考の結果発表のやり方が気に入らない。
名前呼ばれた者は天国から地獄へ、だね。
プエルトリコ人の女性は天国から地獄、そしてまた天国だし。
ダグラスは完全にサディストだわな。