ミシェル・ラロック…ローズ
アミール…オスカー
・オスカー君が大人すぎてね
白血病で余命いくばくもない少年オスカー。
ピザ屋のオバハン、ローズと出会い
1日を10年と考えて過ごし、生と向き合うんだ。
悲しくて~とか
可哀想で~とか
お涙頂戴ではなく、どっちかといったらファンタジー。
オスカー君の笑顔を見てると
心が温まってくる。
タイトル通り、ローズと出会ってから12日間の日々を
どう生きてったかのお話なんだけど
70才(7日目)あたりから
やっぱり無理が出てくる。
ローズの元プロレスラーとしての
華々しい活躍はウソかホントか知らんが
でも発想力豊かな子供にしたら
確実な憧れであり、希望でもあるわけよ。
プロレスと神様と
白血病の子とピザ。
この組み合わせがなんとも面白い。
邦題はさも「泣いてください」的な
ヒューマン目指してつけられたかのようなタイトル。
でも原題は
「オスカーとピンクのおばさん」
笑 (笑)
死はオスカーだけに訪れるわけではなく
両親にも、ローズにもいずれは訪れる。
そこを暗く重くさせてない。
嫌いだった神様。
その神様を認めて、幸せそうな表情を浮かべている
オスカー君の笑顔は目が生き生きしてました。
オスカーが火星人。
他の子たちはそれぞれあだ名があり
ポップコーンやベーコン、
アインシュタインやペギーブルー。
こんなあだ名をつけるなんて
さすが子供のセンスです。
でも
ポップコーンはなんで
ポップコーンだったんだろう?