未来を花束にして

キャリー・マリガン…モード・ワッツ

ヘレナ・ボナム=カーター…イーディス・エリン

メリル・ストリープ …エメリン・パンクハースト

・女性参政権を求めて女たちは立ち上がる

重厚で勇ましい女性を演じてましたキャリーマリガン。

メリルはちょっとしか出てこなかったけどね。

彼女の名前だけでも見る人はいるから。

出番は少ないが、もちろん重要な役。

これ見てさ

日本の女性参政権はいつだったんだ?とウィキで調べたら

1945年でした。

へ?つい最近じゃない!

まだ100年も経ってない!

驚きました。

言いたいことは

今と違って女性は「有権者」扱いされてなかったってこと。

男社会の男の言いなり。

ひどいこと言っちゃえば女は奴隷のような…

親権も男が主。

映画の中では

結局、父ちゃんは仕事と子育ての両立ができなくて

息子を養子に出しちゃうっていう

情けないったらありゃしない。

だからなおさら思った。

女性はどれだけたくましく強い生き物なんでしょう。

この映画でさえ

主人公は小さいころから働きずくめで

母親になってもずっと働いて、

家に帰ったら家事と育児に追われてて。

朝が来て夜が来て毎日時間との闘い。

で、社会に言いたいことも言えない身分だった。

彼女たちが戦ってくれたからこそ

現代では堂々と私たちも主張できるってわけです。

この映画、ぜひ女性に見てもらいたい。

ウィキでもっと驚いたのが

ヘレナ・ボナム=カーターのひい爺さんが

女性参政権の運動を弾圧していた伯爵だったっていうこと。

どおりでヘレナは一番強い役だったわけだ。

(なぜかヘレナを見てると、大竹しのぶとかぶるんだが…)

女は強し!!

未来を花束にして(字幕版)