監督 イ・ギュマン
キャスト
キム・ミョンミン…リュ外科医
ユ・ジュンサン…ウクファン
キム・ユミ…ソ・ヒジン
イ・ギュマン監督のデビュー作かしら？
「カエル少年～」と「警官の血」。
この２つはすでに見たわね。
もう、最初から手術シーンで
しかも内容が手術中覚醒ってやつだから
「やめて！痛い！」っていう心の声が聞こえてきて
ヒィ～～～ってなる。
監督、デビュー作からとんでもないですよ。
その術中覚醒してしまった人の復讐劇な話です。
これが原因で心的外傷…トラウマになり
少年期から行動がおかしくなっちゃった彼。
ヒヨコとぼっとんトイレはきつ過ぎた。
数十年経ち、その彼が一体だれなのか。
なかなか、いや、前半戦では全く読めず。
というのも話が二転三転、あやしそうなの人物多すぎて。
しかも少年期のころに触れてこないので
肝心な線がつながってこない。
ラスト近くでパタパタと展開が始まって
ああ、そうなのね。それっぽいよね。
と思ったら、どんでん返しされてしまった。
見事に罠にはまり振り回された私。
だもんで、脚本はいいと思いますよ。
しかしこの手術中に覚醒するって、
恐怖心あおりすぎ！
意識や感覚があるのに身体が動かない、目も開けられん。
そんなことが自分の身に降りかかったら…
と考えただけでゾッとします。
そんな私は麻酔が弱いのか、効き目が遅いのか
手術中に自分が痛くてうなってるのがわかること過去2回経験あり。
だから全身麻酔はあまり得意ではない。
ホントに冒頭のサンウ少年の泣き叫ぶ心の声に
一緒になって「やめてよ～」って思った。
術後のお母さんに抱きつきながら
玉のようにこぼれる涙の子役の演技がうまかった。
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