監督 イ・へジュン
キャスト
チョン・ジェヨン…キム・ソングン
チョン・リョウォン…わたし
これは見入った。
最後まで魅せられた一本。
韓国版ミニ・キャストアウェイっぽい。
そこには「わたし」の存在もいて、
どちらもあと一歩の勇気を応援したくなる。
社会の中で漂流した2人。
男は無人島生活。と言っても漢江のパム島。
女は部屋から出ない引きこもり生活。
人と交わることがないこの暮らしで
出会っちゃうという。
クスクスと笑ってしまうシーンもあり、
必死に希望を見つけて胸熱くなるシーンもあり、
アヒルボートや顔の絵が描かれている缶案山子の
カメラワークなど洒落心もたっぷりある。
少し前に見た「感染家族」ではそう思わなかったが
この映画ではチョンジェヨンが田辺誠一に似てることも発見できた。
髪型のせいか？
で、お約束のジャージャー麺。
なぜにしてこの麺がいつも韓国映画では出てくるのか。
あまりにも韓国映画に多い登場なので
試しに買って食べてみたが
日本人の私にはそこまで響かない味でした。
これは人にお勧めしたくなる。
あと、ちょい出の出前の少年も良い人だった！
こういうのを見終えたときに、
ほっこりした気分と言うんだろう。
バスでの初対面の涙がとても清々しかった。
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