さよなら。いつかわかること

妻の訃報を娘たちにいつ話そうか。

大人になればなるほど、そして親になってみた事のある人は
この父親の娘たちへの配慮、
話の切り出し方を躊躇している気持ちがわかると思うんです。

12歳のお姉ちゃん。多感だし、揺れ動く時期です。
8歳の妹。まだまだママが恋しい年齢です。
悲しみの現実を娘たちに打ち明けるには残酷すぎる。
自分自身でさえ、まだ受け入れ難く心の整理もついてないのに。

娘役の子たちは本当に自然でキュートでした。
特に妹。体での表現がハンパなく可愛い。
ジョン・キューザックがもうこんな哀愁そそる役を演じきれる年齢になっていたことに驚き。