ムックってすごいバンドだな

夢烏の皆さんには何を今さら…と言われそうですが
出会ったのが遅いというだけで。
最初からムックに出会っても
きっと好きにならないでいたと思うんで。
「今」が出会いだと思ってます。

で、このバンド、ヴィジュアル系というくくりで
言われるのにはとてももったいない。

初期のほうから遡って聴いてますが
こんなにもバラエティに富んでて
いろんなカラーを見せてくれるなんて
「バンド」としてよくぞ出来るなあと。

フォークも歌謡ロックも
デスメタルもダンスミュージックも
はたまたジャズっぽいテイストまで取り入れて。
他に浮気しなくても充分間に合ってしまう。

あ、Rock'n Rollはないっすよ。

Vo.の逹瑯の声は伸びがあるし
本人も影響あると言ってるようにBUCK-TICKに通じるものがある。
ミヤくんも曲のセンスというか
いろんな引き出し持ってる人だなーと思う。
ひとつの才能だよね。

初期から聴いてたファンの方はきっと昔の曲のほうが
いいと思うだろうけど
前に進むにはいろんなことをしないとそこでSTOPしちゃうんだよね。
根底には絶対に昔のムックカラーが潜んでるわけ。
それはムックというバンドが消滅しない限り消えないと思う。

なんだっけ。
DEAD OR ALIVEに影響受けてダンスミュージックもやりだした?
おお~!
年代の差がこういうとこで反映されちゃうんだな。
フォークも然り。BUCK-TICKもそう。
私が若かりし頃に聴いてきたのが30代の彼らは新鮮に思うんだろうな。

ミュージシャンってそれこそ好き嫌いというジャンルを越えて
たくさんの音楽聴いて自分のものに吸収していってるのかなと思う。
そうであってほしい。