かぐや姫の物語

これ素晴らしく傑作でしょう。
水彩画?というのか筆で描いたタッチも見事にストーリーと合ってたし
メッセージ性にしても、「生きていく喜び」や生命の尊重さも強かったと思うし。

何よりも かぐや姫
だいたいの人が最後かぐや姫はどうなるのか知ってるっしょ。
それをジブリ作品としてどう描き切るか。
成功でしょ!



あ”------
あの釈迦の御一行様だけがちょっとちょっとちょっとだったなぁ。
あいつらのせいで見事に月が面白くない世界だっていうのが判明。
喜びも何も持たない無感情な世界なんて行きたくないよな、かぐや姫

赤ちゃんからチビッコになり美しい姫になり
その成長をずっと育て見守ってきた媼(母上様)の気持ちを思うと
ボロボロ泣ける。
翁(お父上)は姫を思いながらでも育て方の方向性が違うからどうでもいい。

捨丸と一緒に過ごし大きくなってればなぁ。
妻子捨ててかぐや姫と逃げよう、っていう捨丸も捨丸だけど
二人のことを見てた自分には一緒になってほしかったよ。

数あるジブリ作品でも
これに関してはひじょうに良い作品でした。
そして記憶に残る作品でした。