グランド・イリュージョン 感想

キャッチコピー

「あなたは必ず騙される」

ジェシー・アイゼンバーグ…アトラス

マーク・ラファロ…ディラン刑事

ウディ・ハレルソン…マッキニー

・謎の人物によって集められたマジシャンたち

もうね、はじめっから目を奪われちゃったよ!

カードが得意とするアトラスのマジックに。

最初に人物像を紹介しがてらの、4人のマジックをそれぞれ披露。

アトラスはカード。

お客さんが選んだカードを言い当てるっていうマジック。

これがまた不思議なんだ!

私も頭の中で♦の7を選んだのよ。

え?どうして?

サブリミナル効果か何か?

当たりじゃん!!

映画の中ではお客さんはちゃんと選んではいない。

アトラスはカメラに向かってカードをパラパラ見せてるだけ。

だからお客さんは「私自身」なわけ。

それなのに、堂々と♦の7がビルディングの照明で映し出されてる。

種明かしをマジに教えてほしい。

もしかして昔Mr,マリkkかなんかがやってたかも?

2番目はマッキニーのメンタリズムなんちゃら。

一種の催眠療法みたいなやつで、相手の目やしぐさで内心が読めちゃうってやつ。

3番目はジャックのスプーン曲げ。

でもこれはまんまと見破られちゃう。

4番目は女性ヘンリー。

水中での手錠外し。

この4人のマジシャンとFBI捜査官の刑事の追いかけっこ。

実は私、マークラファロが大好きでして。

あの優しい目元と、今回はおヒゲも生やしてて。

色っぽすぎるぅ~!

・見どころはイリュージョンと大どんでん返し

4人が組んでフォー・ホースメンっていう名でイリュージョンしちゃいます。

よくテレビでやってるような大掛かりな仕掛けの奴。

でもこれは映画なんで作り物のイリュージョン。

それをわかっていてても見ているこっちは楽しい気分になるね。

最初の個々のマジックからイリュージョンまでの30分。

もうね、面白くてしかたありません。

ここからどんな展開になるんだろうとワクワクしました。

が、楽しい気持ちでいられたのはその部分だけでした。

全てそこに集約されちゃってます。

これは個人の好みだから、中には最後の「謎の人物」がわかるまで

楽しめる人もいたかもしれません。

私はなんだかなー、の感想でしたがね。

途中途中つまんなくてウトウトしてしまったんです。

話半分しか理解してなくって、これじゃいかん、と。

ミステリー小説の謎解きすっ飛ばして犯人だけ最後わかったような気持ちに。

ですのですぐさま再度見直しました。

記憶がおぼろげになってきたところから見始めたのですが

またまた同じところでウトウトと…。

どれだけ面白くないんだよ。

マークラファロ好きと言ってる割には

お前のマーク愛はそんなもんなのかよ、と自分を責めましたが

つまんないもんはつまんないんです。

脚本もう少しひねって面白み加えろよ、と脚本家のせいにしちゃいます。

そんなわけで大どんでん返しのような

「あ?アンタだったの?」というラストにはなってましたが

たいして驚きもしなかったな。

これ、続編も出たみたいですが

そこまで傑作作品かな~。

見る機会があったら

マークラファロの顔だけ見ることにします。

グランド・イリュージョン (字幕版)