ガエル・ガルシア・ベルナル…モイセス
・あのニーガン様が88分間の鬼ごっこ
ひたすらひたすら
ただ逃げるのみ。
なんせ砂漠地帯の岩場とか
サボテンの合間くぐってとか
場所が「そこ」しかない
場面展開などまったくない
ただ逃げ回るのみ。
狩りをするオッサンのターゲットは
国境を越えようとする移民。
勝手に国境超えちゃいかんがな!
っていうお仕置きの刑ではなく
「殺す」=「狩る」のっは楽しい?オッサン。
そのオッサンってば
ウォーキングデッドのニーガン様じゃあないの!
うわぁ、やっぱり悪党のような役がお似合いですわね。
次々に銃をぶっ放して
次々に撃たれて死んでってしまう移民の人たち。
なんでこんなことするのか。
理不尽すぎる。
そして執拗すぎるオッサン。
「激突!」を思い出してしまった。
そんなおかしなオッサンの相棒は犬のトラッカー。
犬には罪ないが、
そのようにしつけられてしまっているため
逃げ遅れた人間の首元をガブッと…。
最後は主人公とオッサンのサシでの鬼ごっこ。
どっちが生き延びられるのか。
延々こういうのが続きます。
シンプルすぎる中身ですが
逃走劇のみで話が流れていくのって
なんかいいじゃありませんか。
邦題はなんのこっちゃです。