監督 荻上直子
キャスト
小林聡美…サチエ
片桐はいり…ミドリ
もたいまさこ…マサコ
前から知ってはいたけれど
観る機会ができたので今頃どうにか。
ずいぶん評価がいいのも知っていた。
食堂とつけるぐらいなので
店をメインにお客さんとの交流かなんかするんだろうな、と。
小林聡美主演なんである意味はずれはないとも踏んだ。
まさかフィンランドで店を構えてるっていうのまでは
知らなかった。
この女性3人。
彼女たちにしかできない。
他の女優じゃ色が変わってしまう。
これは大正解だったと思う。
華やかさはないが、彼女たちの持ってる色が華やいでいた。
場所はフィンランド。
夏の撮影だったのか。
寒いときはめっちゃ寒い国なんで
そこは敢えてスルーしたのか？
フィンランドというだけあって
雑貨やファッションも北欧系だ。
それも楽しめた。
が、かなーり店内はシンプルすぎ。
見せ場はなんだろう。
やっぱり小林聡美とおにぎりか。
コーヒー…コピも宣伝してたようだが
残念ながらそこまでコピの良さが伝わってこなかった。
高評価なだけに期待しすぎたのが裏目に出た。
たぶん2回目は見ないかもしれない。
淡々過ぎて、「ふーん」という気持ちしかない。
人は変わる。
セリフであったよね。
確かに。
何年かしたらまた見るかも…うん？見るかなあ。
人の気持ちは瞬間瞬間、変わるものだから。
個人的に言えば
私は片桐氏、いやミドリさんなのか。
動作や言動が鼻について好きではない。
もしかすると自分に似てるとこがあるから
嫌なとこが目に付くのかもしれない。
がさつなところ。
じっと見てるガラス越しのオバサンに対する嫌味な口調。
顔をあげたままのいらっしゃいの挨拶。
下品でお行儀の悪さが目に付いて仕方なかった。
プラス、片桐氏の顔立ちがああなのでなおさらそう思った。
あれはマイナスだ。
反対にサチエさんはきっと私と真逆なタイプ。
颯爽としてて、信念がしっかりあって
相手のことを思ってか余計すぎる言葉を使わない。
小林さんの早口セリフも加わって
どことなくクールに見えすぎちゃう。
経営者タイプであってるのか。
マサコさんはマサコワールドが時たま入るので
スイッチ入ってしまったら
割り切って考えていかないとアホを見ることになってしまう。
完全に第三者ならマサコワールドは楽しいんですが。
結果、何も起こらない映画でした。
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