監督 是枝裕和
キャスト
ソン・ガンホ…サンヒョン
カン・ドンウォン…ドンス
イ・ジウン…ムン・ソヨン
この題材は日本はなく、韓国になっちゃうよね。
途中何度か「万引き家族」みたいじゃん、と思って
見終えた後で知った監督是枝さん。
どおりで終始優しい。
韓国のピリリとしたところがなかったわけだ。
役者陣はさすがベテラン勢が揃ってて
演技力が高かったです。
重くシリアスになりそうなところも
ソンガンホの存在感で中和させてる。
だからってソンガンホが演じてる役も
哀愁や親心もしっかり出しているので
やはり彼なしだとこの映画は成立しないのでしょう。
あれ？って思ったのがぺドゥナ。
私の中ではいつまでも少女のような女優でいたのに
いつの間にだいぶ大人に成長してたんだ？
いつまでも目で追ってしまう女優さんです。
今回の刑事役はもっと主張や強調しても良いように感じたけどね。
終わり方が突然だったので
気持ちに「終」のけじめがつかぬまま終了。
それまでは丁寧に描いていたはずなのに
最後コレで締めくくりかい、とモヤっと。
一時だけ楽しく疑似家族っぽくしてはいても
結局は最初の赤ちゃんを闇で横流しっていうのが
頭にあるので
心に響くものが弱かった気がします。
たまたまソヨンが戻ってきたから
こういう流れになったのかもしれないけど
やってることは人身売買なんで。
善人ブローカーなんてあざとい名称つけずに
民間でできるだろうに。
所詮闇。
難しい問題点がありました。
生まれてから捨てるのと、生まれる前に殺すのと。
私の答えはありますがここでは書きません。
追加
眉毛が薄いって散々言ってましたが
なにか不都合でも？
 |
