アデライン、100年目の恋

 

 

監督 リー・トランド・クリーガー

キャスト

ブレイク・ライブリー…アデラインやジェニー

ミキ―ル・ハースマン…エリス

ハリソン・フォード…エリスの父ウィリアム

 

 

1つ前に見た「好きにならずに~」が可哀想すぎたんで

クリスマスリベンジじゃ~!

 

市販のヘアカラーで白髪染めしてるんだけど

毎度染めるたびにのびてきた白髪を見て

嫌~な顔をする私。

なんでこんなにのびるのが早いんだろう。

苦々しい顔をしながら染めるわけですわ。

 

それなのに!

アデラインは自分の白髪を見つけて

こんなにも嬉しそうな顔をするなんて!

真逆です…。

 

一緒に老いていく素晴らしさ。

この映画を見てしみじみ振り返り実感。

 

「そういえばもう25年も経つんだよね」

「昔、どこ行ったんだっけ?○○で○○したよね」

「えーい、もうオッサンやないけ!やだねー年とると」

という、ふだんのこういう会話が

一緒に老いていく、ということなんですね。

懐かしむことができるわけです。

 

アデラインはそれを語る相手がいない。

なんとも悲しくて残酷。

残ったのは知性と美貌と社会の歴史のみで。

どっちがいいのかは歴然?なのかな。

 

全く予想外だった中盤からのエリス両親。

大物出た~~~!!ですよ。

まさかまっさかのこんな大物が出演なさってるとは。

 

それに

ウィリアムの若い時を演じた俳優さん。

なに?笑うしぐさとか、似すぎなんじゃないの?

フォードさんに。

こちらもビックリです。

 

自分にとっちゃ、不老不死は夢物語ですが

やっぱり憧れる。

実際はアデラインってば100歳超えのおばあさんなわけでしょ。

身体の全機能が老化しないってことですよね。

脳も若いから、いろんなことが億劫にならないんか?

流行とか、100年経っても興味が持てるのか。

普通、年とればイマドキの流行ってどうでもよくなってくるのに。

違うんですかね、やっぱり。

 

にしてもライアン・レイノルズの妻ブレイク・ライブリー

聡明さがにじみ出てくる役でした。

今まであまりパッとした印象なかったんです。

やってくれましたね。

 

これでやっとクリスマスにふさわしい

映画を見ることができました。

 

 

 

アデライン、100年目の恋(字幕版)