監督 ジョン・ワッツ
キャスト
マイケル・キートン…エイドリアン/バルチャー
ロバート・ダウニー・Jr…スターク/アイアンマン
新米のスパイダーマンっていったって
こりゃひどい!
ほとんど面白みがないまんま最後までそれが続いた。
キライじゃないのね、スパイダーマン。
どっちかといったらアイアンマンよりビジュアルは好き。
でも私の好きなスパイダーマンは
サムライミのスパイダーマンであって、
トビーマグワイアが演じるピーターであって
これとは違う。
彼が一人前のスパイダーマンになるまでの
成長録みたいな作りで
そういう思いで見ればいいのかもしれないが、
なんかイラつきが止まらない。
ドラマ性もあまりパッとしなかったなあ。
ピーターが好きになる女の子は華もなく
(これはキルスティンダンスとにも言えるが)
ご近所のちょっとしたヒーロー具合。
アベンジャーズの会社に就職したいぐらいの
熱さしか見て取れないので
世界を救うアベンジャーズには程遠い。
ちょくちょく出てくるスタークも
育成は他に任せればいいものの、
本当に一員にしたいのなら
もっと愛のムチとしてスーツ取り上げとかじゃなく、
必死に手塩にかけて…っていう意気込みも見たかった。
もう、すべてがなんだかなあ。
ピーターが選んだ最後の選択には間違いなし。
自分をよくわかってらっしゃる。