素晴らしきかな、人生

 

 

監督 デヴィッド・フランケル

キャスト

ウィル・スミス…ハワード

エドワード・ノートン…ホイット

ヘレン・ミレン…ブリジット

 

 

タイトル紛らわしい。

あの名作「素晴しき哉、人生」とは違うから!

クリスマスものとしては似てるけど

中身は全然違うから。

なんだ、この邦題。

 

出演者がビックリするぐらいに豪華で

全員主役級です。

よくもこんなにビッグネームそろえたもんだ。

あ、ペーニャだけは違うから。

 

私が好む傾向として、最初の15分が勝負。

ここでストーリーに引き込まれなかったら

面白くはないんだろうなあと思って頑張って見るか、

残り5分だけ見て消去するかが決まってしまいます。

これは冒頭から引き込まれた。

ちょっと「愛」「時間」「死」の3つのワードが唐突で

もしかして哲学っぽい話か?と思われたけど。

 

最後に出演者や制作陣のインタビューもあるんですが、

まさに寓話だね。

大人の寓話。

 

3人の同僚が、主人公ハワードの心の救済をしようと

劇団員を雇って奔走するんですが、

この3人たちも次第に助けられていくという。

 

割り振りされた劇団員は良しとして、

同僚たちがサポートするのに、これまたピッタリ。

 

「愛」には自身が不倫した末、離婚されたホイット。

自分が悪いと感じてるので娘との付き合いに一歩引いてる。

「時間」には仕事で今季を逃したクレア。

子供が欲しいが年齢のせいで迷っている。

「死」には末期の病気にかかっているサイモン。

家族にはまだ告げておらず、悩んでいる。

 

で、サイモンは私の好きなペーニャさんですが、

ダメだ…末期だというのにちょっと太っちょだ。

少し役作りしてほしかったよ、ペーニャさん。

 

だいぶヒントを出してたのに

全く気付かなくって、オチ驚きました。

ナオミハリスがキレイだなーとずっと顔見てて

肝心のセリフとかを重要チェックしてなかった!

あとカードの意味も。

 

あんまり評価は良くはないようですが

私は名作だと思います。

邦題を変えてくれれば、なんも問題はないわ。

 

 

 

 

 

 

素晴らしきかな、人生(字幕版)