監督 岡田麿里
声
石見舞菜香…マキア
櫻井優輝…エリアル幼少期
アニメ久々。
女性向け…なのかもしれない。
男女分け隔てなく、の時代かもしれないが
母性がある者ならば深く静かに共感できる部分もあり。
70~80代の方が見ても響くかもしれない。
ただどこの国だか知らぬが、名前が判別つきにくい。
何百年も生き、老いの成長が遅い長命種族のマキアが
百年も生きない人間の赤ちゃんを育てていくお話。
そうね、一人の親として思い返せば
強く心に残ってるのは
親が世話してあげないといけない時期が一番かな。
眼が離せない2~3歳から10歳ぐらいまで。
一番手がかかるけど、一番かわいい時期。
最後の方でエリアルと出会ってからさよならするまでが
繰り返し流れるね。
あれは見てる人を泣かせるためにわざと入れたんだろうね。
大丈夫、お母さんは強いので泣きませんよ。
愛を感じたいときに観ると効果てきめんです。
血のつながりは関係ない。
好きだ惚れたのフワフワした男女の恋なんかでなく
揺るぐことのない、子に与える愛は果てしなく大きいものです。
でもアニメだし、ファンタジーだし、映画だから
良いとこづくめが多くて
エリアルは母の愛情をたっくさんもらったけど
レイリアの娘、メドメル。
あの子、可哀想だったわ。
生まれてから隔離されて母と会ったことなく、
やっと会えたと思ったら数秒でサヨナラ。
挙句の果てに「私のことは忘れて」って言われて…
城も陥落してこの先きっとツライ運命なんだろうなあ。
のめりこんで見れた良い映画なのに
見た直後からタイトルが思い出せなくってね。
このブログ書くときですら、「タイトルなんだったっけ?」と。
もっと印象強いタイトルにしてもらいたかったわ。
数時間後にはまた忘れてしまうでしょうよ。