この道は母へと続く

ロシア映画
寒そうだぁ。
孤児院だからか、ロシアだからか。…今が冬だからなおさら。


前半の孤児院より
母を見つけようと孤児院を抜け出してからの後半部分は
ロードムービーのようになってて
そちらのほうが温かみが伝わる。

人の温かさがいっぱい。
たとえれば「母をたずねてロシア版」ってかんじ。

列車に乗り合わせた人、
バス停に連れてってくれたオジサン、
ただ「どうした?」と声を掛けただけの人にも温かみを感じたよ。

6歳で一人旅とは、
しかも孤児院のマダムに追いかけられての逃走旅は
さぞかし心細く怖かったろうに。

これも実話をベースに作られたものらしいが
顔も見たことのない実母を探しに旅する
幼き少年の母への想い。
地味~な話ですがキュンとなりました。